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とあるネジとの物語 vol.2

最近ネジ関係の闘いが多い気が…。


先日は自転車をいじりました。


というものの、右ブレーキ(前輪)のブレーキワイヤーが切れてしまい、
その翌日に左ブレーキ(後輪)のレバーが割れてしまうという、
ダブルトラブル発生!
レイボーン!!!!


部品を色々取り寄せたので、修繕にかかったわけです。









ファイル 221-1.jpg
問題の箇所。
左ブレーキレバーは廃材レベルのもので代用しておりました。


まずは右から分解していく。









ファイル 221-2.jpg
前輪のキャリバーブレーキ。
見事なレベルにボロボロです。
ここも新しくしようと思ったのですが、
購入したキャリバーブレーキのサイズが合わないというトラブル…。
仕方が無いのでこちらのお古を叩き直して再び嵌め込みました。
しっかり駆動してくれているのでヨシとしましょう。









ファイル 221-3.jpg
ブレーキレバーとワイヤーを取り替えました。
アルミ製にしたからもう折れないぞ!
因みにギアの変速機もとっぱらっちゃいました。
常に一番重くしているので、必要ないかなと。
お陰で?スッキリ。









さて、これで終われば良かったのですが、
まだ、夜の用事まで時間がある…。
別の作業もしたいんだよな…。









~これこそが物語の始まり~







後輪のベルトブレーキをサーボブレーキに交換してみました。


この後輪のブレーキ交換にはドラム抜きという作業があって、
専用工具を使わないと外せないという難関が立ちはだかるものなのです。
ただ調べてみると、その代用方法で成功している例も多く、
D.I.Yに慣れたワタクシなら問題無いだろうと。









この中途半端に慣れた思考が大きな過ちを生むのでした。









後輪を分解していく。







ファイル 221-4.jpg
これがベルトブレーキ。
所謂、一般的な後輪ブレーキです。
この中にベルトが1周巻かれていて、
締めることにより後輪が止まる仕組みなんですね。
そのベルトがヘタってしまったり摩擦が弱くなったりすることで、
あの「キーキー音」が出てしまうわけですな。









ファイル 221-5.jpg
ブレーキのガワを外すと出てきた。
これがドラムです。
僕が普段触っているものとはちょっと違います。
ベルトで締められる方ですね。










これがドラム抜き。
ドラムの穴にあてがって回せるもの。
確かにこの工具は他に使い勝手がないなぁ。


ついわけで外しに掛かります。







~作戦 その1~
タガネを穴にあてがってハンマーで叩きます。
一般的なやり方です。
タガネは無いのでドライバーで代用。


ガンガンガンガン…!!!!!














びくともしません。















~作戦 その2~







ファイル 221-6.jpg
ペンチとドラムの穴に針金を巻きつけて、
似非ドラム抜きを作って回す!!!









ふんぬーーーー!!!!!!!!









バキッ!!!!









やったー!!!!









見てみると









全ての針金が千切れた音でした









ジーザス…









~作戦 その3~

























ファイル 221-7.jpg
やあステファニー
何をしているんだい?









あらジョン!
これはね、熱でネジを暖めているのよ。
ネジは暖めると外れやすくなるの。
暗黒の儀式とかでは無いのよ。





















潤滑油が溶けて燃え始めて
リアル儀式になり掛けたので終了









これでも全く動きませんでいた…。









万事休すで自転車屋さんへ持って行ってみました。















「すみませーん、ドラム抜きだけしてもらっていいですか?」













怪訝そうなおっちゃんの顔を忘れることは無いでしょう。


よくここまでやったね~という言葉が唯一の救い。









ファイル 221-8.jpg
君の姿を、見たかったよ…。
ようやく、会うことができたね。









もお~
ひとりで~
あるけない~









一生、離さない…。







ファイル 221-9.jpg
というわけでサーボブレーキ取り付け完了。
ベルトと違って、ドラムの一部を締めて止めるシステムなので、
「キーキー音」が出る可能性が格段に低いとのこと。
もう離しません。(ドラムを)


この作業が散々長引いてしまったお陰で
3/2のライヴへ大幅に遅れてしまいました…。


ドラム抜きの難易度は個体差があるらしいので、
やろうと思っている方はご注意下さい!!
因みに自転車屋さんは200円でやってくれました。









3時間の努力が、200yen...









堅いネジには気をつけろ!!!!


それでは、続きはwebで。チーン。

SM57解体

実はワタクシ、
自前のマイクを持っております。


スタジオに用意されているものと違いヘタりが無いので、
声がよく出てくれます。
機材に頼れるところは頼る!
これはとても簡単かつ重要であると感じます。


さておきそのマイク、SM57.
ヴォーカルマイクの代表格はSM58で、
SM57は楽器の音取りによく使われるマイクですが、
メンバーのオススメでこちらを使っております。


ただこのマイクには1つ難点があって、
SM58等のタイプのものと違い、
グリル(頭)が外せません。
つまりグリルの丸洗いが出来ないのです。
こりゃーどうにかならないかなーと調べてみたら、
SHURE社さんのホームページにF&Qで回答されておる!


ということで早速やってみました。


まずSM57のグリルに巻いてあるテープを剥がす。(!)
なんかいかにも
「いいのかい?やっちゃうのかい?」
オーラが出てます。


すると














ファイル 183-1.jpg
こんなんが出てきました。
(一部巻き直してます)















ファイル 183-2.jpg
裏面はこんな感じ。
この金属がバネの役割をしていて、
グリルは回るけど外れない仕組みになっていたんですね~。


これを先端の細い工具で上手く押して外すと、
おお、グリルが動いた!





















ファイル 183-3.jpg
こえええええええええ~。
フィルム状の感部(ダイヤフラム)を触りたい放題。
傷口丸出し状態です。
細心の注意を払います。


グリルだけを更に分解すると、













ファイル 183-4.jpg
スポンジとカバーの3重構造。
これを外せばグリルを外面だけに分解できました~。


こうして無事に丸洗い成功。
水をしっかり切って慎重に戻しました。


慣れればそんなに苦労する作業でも無さそうですが、
毎回あのダイヤフラム丸出しに立ち会うのは、
やや勇気が要ります…。
ちょっとでも凹ましたらアウトでしょうからね~。


その後ちょっと調べたら、
こういうやり方もあるみたいです。
こっちの方が無難かな~。
何はともあれ清潔を取り戻したSM57でした。


それでは、続きはwebで。チーン。

前輪も交換

ちょっと前に自転車で風を切っていたら、
またもパンク野郎。
しかも今回はちょっと空気の抜け方が違ったので、
もうこれはタイヤ自体替えた方が良いなと。









ファイル 142-1.jpg
オワリの形。
中のタイヤテープが外に出ちゃってますわな。










ファイル 142-2.jpg
タイヤごと外して。










ファイル 142-3.jpg
身包み剥いで。










ファイル 142-4.jpg
あら。










ファイル 142-5.jpg
もう完成。


前輪はギヤいじったりしないから超楽勝。
つか水も使わなくていいからパンク修理より楽かもですね。
ということでばっちりグリップが効く様になりましたー!
次は何処が壊れるんだ!(ン?)


それでは、続きはwebで。チーン。

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