METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Travel

20170905,0906 Tokyo to Barcelona.

投稿日:2017年9月7日 更新日:

5日、朝の9時頃に家へ戻ってきた。
部屋は一旦掃除した整頓と荷造りによる散乱が同居している。
ネットでの作業や服や機材など、ある程度の荷物は簡単にまとまったので、
今回の時間潰しの肝に当たる革ジャンの作業。
ファスナーがボロボロになってしまったので、飛行機の間に直さない手はない。
しかしハサミは持ち込めないので、縫う以外の作業を済ませておく必要がある。
(経験上縫い糸と安全ピンは何も言われない)

40年以上働いたであろう元のファスナーを外す。
このとき一部生地が破けてしまった。
ついでに別の箇所の生地を補正して欠けてしまったボタンを打ち直したり。
これまでの歴史を感じながらなんとか準備完了。
ファスナーがない間は安全ピンで隙間を埋めておく。
このタイミングで飛行機の出発時間が遅れるという連絡があった。
ドタバタしている側からすればラッキーだが、果たして乗り継ぎは大丈夫だろうか。

14時頃に外へ。流石に革ジャンはまだまだ暑すぎる。
東京駅からバスで成田へ向かうまで、徐々に気持ちを大陸モードに変えていたので
自然と周囲へのコミュニケーションも増えていくのだが、
前を向いて歩かない日本人。難しい国である。

今回利用するのは台湾の航空会社であるCathay Pacific.
オンラインチェックインがウェブサイトの不具合でできなかったり
(よくある事例らしく、アプリで解決)
出発時間が遅れたりとやや不安要素が多いなか、
初めてのスマホによるオンラインチケット。問題なくチェックインできた。
荷物検査もすんなり通過しまだまだ時間に余裕がある。

ヨーロッパでのブログ更新の方法などを研究していると、まさかの呼び出しが。
まだまだ時間に余裕があるタイミングかと思ったら、再度時間変更があったらしい。

何はともあれ搭乗。暫く使っていたQatar Airlineに比べるとやや座席が広い印象。
香港行きというのもあってか日本人が多い。
かと思いきや、お隣のご夫妻は南アフリカへ行くとのこと。
話すとご主人もドラマーらしく、ご子息も音楽好きとのこと。
クラプトンやツェッペリンの話で一通り盛り上がる。

しかし飛行機は一向に離陸せず、ドタバタする機内。
「ちょっと離陸にまだ時間が掛かるので、ピーナッツでも楽しんで下さい。ヨロシク!」
みたいな機長からのアナウンスと共に水とピーナッツが配られる。いい感じだ。
結局更に1時間ほど遅れての離陸。はてさてどうなるか。
こちらは離陸前から黙々と革ジャンを縫い始めていた。

全体的に添乗員の皆さんがバタついているのは混んでいるからか。
食事が来たのは21時頃。
味は美味しい。日本人好みな味付けなのかもしれない。
ワインやアイリッシュコーヒーなどを楽しみ暫し酩酊。

約2時間遅れで香港に到着。
やや急ぎ足で乗り換えを目指すが、
ドーハよりも小さい空港というのもあって、かなりスムーズに乗り換えられた。
結果的にほぼ待つことなく、無事にバルセロナ行きへ搭乗。

ヨーロッパ人が増えてくる。
何かのチーム団体がいて、大量のJaviがいるような錯覚。
ここから13時間のフライトなので、何をしようか巡らせながら離陸。
映画に「この世界の片隅に」があったので鑑賞。
リピーターが多いと言われている理由が頷ける内容。
メインのストーリー以外にも伏線が細かく貼られているので、帰りにもう一回見ようかな。

大阪での経験もあってか、あまり飲まずに仮眠と運動を繰り返す。
食事は引き続き美味しいのでついついお代わりを注文。
お供はSan Miguel.
イヤホン内はsquarepusherのUfabulumを永遠リピート。
どうしたらこんな絶妙なバランスの作品を作れるのだろうか。

6日、朝の7:40分頃。バルセロナ空港へ到着。
彼らチームはEspañaというホッケーチームだったらしい。
さて入国審査。以前は日本語を1つ教えて通されるというファンタジスタな結果であった。
今回はやや混んでいる印象。ゲートが増設され、いよいよ俺のターン。

レ「Hola!」
審「…」
審「」
バンッ

とうとう何も聞かれずに通されてしまった。
次からハイハットでも持ったろか。

スーツケースも無事に回収。
革ジャンも完成。モノのカッコ良さで選んでしまったが、
普段から黒赤のコンビネーションを多用するので、
ちょっとうるさ過ぎになってしまったかもしれない。

さて空港からBillに連絡する必要があるのだが、
Free Wifiと謳われている空港でも一向に繋がらず、
インフォメーションに伺うと、お金が掛かるとのこと。フリーじゃないやん。
仕方ないので近くのツアーコンダクターらしき方に電話を借りる。
なんとか連絡が取れてバス停へ。
今度はタバコを吸っていた従業員らしき方に目的地までのバスを訊く。
すると、そこに行くには徒歩が必要になるとのこと。
もう一度電話してもらい、Billと話してもらうことで解決。
偶然目の前に来たバスに乗ればいいらしい。
これで一安心。親切な方々でした。ありがとう!

都心まで行くAeroBusは€5.90。
ダメ元で確認してみたら、前回のヨーロッパバスキングでの小銭で足りた!
持つべきものは小銭。なんとかなったー。
隣に座っていたアメリカ人のビリーと話す。
ツアーのフライヤーを渡したので、来てくれたらいいな。

こうしてGran via – Urgellへ到着。Billが迎えに来てくれた。
バスで4駅乗って彼の実家へ。お父さんのBauが出迎えてくれた。
家は相当数の部屋とテラスもある。
JaviといいBillといいナイスな育ちである。
早速ジャグジー(!)を使わせて頂き身体をリセット。一旦仮眠へ。

16時頃に起こしてもらい、ご両親に食事を振舞って頂く。
タラのムニエル。お寿司のパックには刺身も付いているのがバルセロナスタイル。
ヤシの木らしいタケノコのような野菜も美味しい。

ブログを纏めたり、4日に使った衣装の洗濯をしたりで20:30に外へ。
Billと友達らと軽く飲む。ブルースシンガーらしい。
マジシャンを目指している友達も現れてワイワイ。
こうして外でまったり飲めるのはバルセロナらしいところ。
しかし肝心のJaviは一向に現れず、勿論周りもいつものことだと全く気にする様子もない。
24時頃に解散し、家で軽く食事。
ライヴに向けて編曲もしつつ、意識が遠のいて行くのでした。

それでは、続きはwebで。チーン。

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