METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

#stdrums Travel

20170926,0927 London to Tokyo.

投稿日:2017年9月28日 更新日:

9時頃に目覚ましで起床。
タイムリミットは約5時間と見積もり。

早速荷造りを始めていると、Marcが扉を叩いてくれた。
昨夜別れを告げたが、今日家を出る前にもう一度会うことができた。
彼の故郷のお土産を貰う。
この2週間を笑いの渦に巻き込んでくれたMarc。
来年にはスペインへ帰る予定を立てているらしい。必ずまた会おう。

部屋とキッチンの掃除をする。
掃除機があったお陰で一気に捗った。
各テーブルも拭いて任務完了。
意外と時間も残ったのでコスタスと昨夜の惨状の記憶を集めながら談笑。
日本語を簡単に教えていると、改めて複雑な言語だと感じる。
同じ意味で平仮名・片仮名・漢字なんて。

そんなこんなで時間は過ぎていき、14時頃に住人とお別れの挨拶。
よくわからんアジア人をこうも無条件に迎え入れてくれてありがとう。
「いつでも来いよ」と皆に言ってもらった。ほんとに来ちゃうぜ。
Cosmoともすっかり仲良くなった。
これ見よがしに差し入れを広げて家を出る。
鍵はもう要らない。Javiの部屋に返しておいた。
冷蔵庫に放り込んだ大量の黒い餞別を堪能しておくれ。

いつもより一回り重くなったスーツケースを引きずりClapham Junctionへ。

いつも最終日はActon TownのWetherspoonへ行く儀式があるのだけど、
今回はここ最寄りのNICHOLSON’Sでお別れGUINNESS会。

というのもRaimonとTereが来てくれるからだ。
飲み食いしているといつも乞うてくる彼らに
最終日くらい盛大に奢ろうと思ったら、アッサリと断られた。
なんだよ…散々世話になったんだからお礼させなさいよ…。
フィッシュ&チップスで最終日は突如観光客になります。

GUINNESS×2, LONDON PRIDE×1で時間は15時過ぎ。
行かなければ。
予定の時間を少し過ぎてしまったが大丈夫だろう。

また来年。色々ありがとう。なんなんだこれは。

Clapham Junctionは地上線の駅なので、
地下鉄が直結しているHeathlowに行くにはやや手間が掛かる。
バスで行くことも可能だったのだが、混み具合が心配だ。
City Mapperで調べた経路でHownslow駅へ。
ここから徒歩へ地下鉄駅を目指す…ものの、抜かった。
想像以上の距離であった。
ましてやこちらは荷物マックス。革ジャン。
ややイカレ気味のキャスターをなんとか転がし、徒歩約20分。
汗だくでHownslow East駅へ到着。これはキツかった。
Piccadilly Lineの遅延もありながら、なんとかヒースロー空港へ到着。
オンラインチェックインも済ませてあるので一安心…
…しかし結局並んでチェックインを待つ。
考えてみればオンラインチェックインがこちらで成立したことは一度もない。

今回もレコードをそれなりに買い込んでいたので重量が不安であったが
あっさりと荷物は通過。預け荷物の重量がポイントなのである。
こうして一安心。あとは飛行機に乗るまでだ。
一息ついて出国ゲートへ。
さらば英国。今回も沢山学ばせて頂きました。

持ち物の単三電池が反応してしまった意外問題なくゲート・搭乗へ。
お隣はややご老人といった様子。
3年前の4月、イギリスで初めて聴いたZiggy Stardustで空想に耽っていると、
Starmanと共に機体が浮いた。
隙間から見える外の景色に食い入りながら、疲れもやってきてウトウト…。

これまで経験が無かったのがラッキーだったのだ。
隣のご老人、かなり寝付きが悪いというか、寝返りが激しい。
身体の大きさもあってか、こちらのゾーンまで足を入れてくる始末。
まあこっちは基本的に飛行機では寝れないのでいいけどさ…。

よし、映画でも見よう。
この3週間の旅を経て、少しは耳が英語に慣れているだろうから
英語字幕がある作品を選ぶことにした。
“LADY MACBETH”。シェイクスピアのマクベスについてかな?
これにしてみよう。

幸いなことに言葉数が少なく、キューブリックのような映像美が続く作品。
これならなんとか付いていける…。

おや?
この顔。
誰かに似ている…。
喋り方も…。
いや、まさか。
そんなことが…

あった。
信じられん。
Brixtonの昼間は肉屋のクラブでセッションをした、
今朝も挨拶をしてハグをした、
Cosmoがスタッフロールのトップに現れた。
こんなことってありかよ。
本年度『びっくりオブザイヤー』ぶっちぎりで1位獲得。
このあとFrozen(アナ雪)も鑑賞。
途中日本語和訳と照会しながら観ることでなんとかいけた。

そうこうしているうちに食事。
やはりCathay Pacificは食事がとても美味しい。
ハズレが無いから凄い。
ビールの種類も豊富で、沢山の味を飲み比べられる。

なんぞ楽しんでいたら、お隣のスティーヴが話し掛けてくれた。
先の状態であったため、このオヤジと最初は思っていたが、
話してみるとジョークをかましまくるマスターオブユーモアであった。
イギリス人の英語なのでかなり聞き取りにくかったが、
ちゃんと1つ1つ質問することでなんとか会話ができた。
「君の英語は悪くないよ。」と言ってくれたのが証明だろう。
コミュニケーションは流暢さではなく相手と向き合う正直さが大切である。

日付は変わり27日、現地時刻12時頃に香港へ到着。
スティーヴと別れを告げてサイド持ちものチェックからゲートへ。
流石にアジア人が多い。更にゲートの周りは中国人だらけ。
日本に沢山いらっしゃるのも納得できる状況であった。

ゲートが開き、バスを使って飛行機の間近へ向かう。
気温は高く、潮の香りが鼻をくすぐる。
あと約5時間で日本だ。

隣に座ったのは東南アジア系の方(名前を失念…)。
ご両親が自由が丘でカレー屋さんを営んでいるらしく、ビザの更新で向かうそう。
飛行機で話すと色々な人生が聞けて面白い。
彼らも暇だろうから沢山話してくれる。

さてこちらでも英語字幕映画作戦。
アクションものを選んだものの、英語がかなり難しい。
というより、イメージしている訳と結果(吹き替えとの照らし合わせ)が全然違う。
結局この作業で作品が進まず、
最後吹き替えで見続けた結果、着陸とほぼ同時で見終えることができた。
帰りの飛行機は体感時間が全然違う。

帰ってきた。3週間振りだ。
21時前に日本へ到着。
荷物を受け取り、税関を済ませて外へ出る。
帰ってきた。
携帯のSIMカードの入れ替えが影響したのか、
謎の予測変換が出てくるようになった意外は順調な道のり。

蒸し暑い湿気。高速バスにて東京駅へ向かう。
やや低い天井の建物。
人口密度は既に高く、
大半は前を見ずに歩き、ぶつかっても見て見ぬ振り。
エスカレーターが遅く、エレベーターが高機能な国。
でも「帰ってきた」という言葉を使うのは日本語が母国語だからだ。

革ジャンはスーツケースに掛けて、最重量の荷物を転がし帰路へ。
帰宅前にスーパーで秋刀魚でも買おうかと考えたが身体が許さなかった。
掃除しておいた家は想像以上にスッキリしていて、天井は低かった。
ご飯を炊き、冷凍しておいたステーキ肉を醤油とニンニクでソテーする。
嗚呼…帰ってきた。
ヨーロッパを旅して初めて、少し日本食が恋しくなっていた。

こうして旅はおしまい。
何かの終わりは何かの始まり。
明日からまた、旅は始まる…。

それでは、続きはwebで。チーン。

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