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20160713 #stdrums in Alexanderplatz. Beriln, Germany.

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ベルリンの朝。どうやらこの周辺は住宅街らしく、巨大なマンションが並びます。









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道路の方まで出て見るとカフェがあったのでコーヒーと朝食。
近くには東洋系の小さなマーケットがあり、裁縫道具やらを売っている。
カフェの店員さんも英語が使えてコミュニケーションし易い。
そう、ヨーロッパツアーをしていると、思った以上に英語が使えない人が多いので
あろうことか僕からcan you speak English? と訊く必要があります。
「バク転のコツは瞬発力だよね。僕はできないけど」って言っているようなものです。


メンバーもここを見つけて合流し、
やや肌寒いなかブログ更新に勤しんでいると









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この有様。
急に突風が吹いてきたと思ったら一気に超大雨。ミュンヘンのときと似ています。
が、この後雹になり、更に荒れ狂う天候。










30分後には再び晴れとなりました。ベルリンの洗礼です。
車が川を突っ走るような状況になっておりました。


我々の駐車場から駅が近く、都心に車を停めるのには未だに抵抗があるので
電車で都心へ向かうことにしました。









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Magdalenenstrasse駅からAlexanderplatz駅へ。アレクサンダー広場です。
石畳の道路、巨大な広場、黄色いトラム…ドイツらしい。
今日は別々にやろうと、UNDERGROOVELANDの場所を決めて僕も場所決め。
広過ぎて何処を背中にするべきか決められない。
エレベーターの前にセッティング。天気は晴れ間ながらも小雨が降る不思議な状態。


始めると早速いい反応。広いので遠くから見てくれている人も多い。
ミュンヘンとの最大の違いは、次々に集まってくる酔っ払い・変人・パンクス。
水よりビールが安い結果のよくない部分が集まってしまったような印象。
ミュンヘンがいかにハイソな観光地だったかを伺わせます。
止められることもなく2〜3時間叩いて終了。CDも沢山売れてくれました。









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UNDERGROOVELANDはまだ演奏しているので荷物を置いて散歩。
意外にもオフライセンスのようなお店は少なく、駅構内のカフェでホットドッグとビール。









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始まって参りました。
広場のテントにIrish Pubがあったのだけど、なかなか強気の値段設定だったので見送り。
酔っ払いか誰かが手錠を掛けられて捕まっていました。
ドイツの警察は機動力もあって強いですね。


アジア系のお店でWi-Fiを見つけてチン入。
ドイツではファイアーウォールの問題がないらしく、ここで一気にブログ更新。
ブログにこんなに時間を掛けるべきなのか…ハリネズミのジレンマみたいなものです。
メンバーもこの店に集まってきてビール。今日分のCDが完売したとか!素晴らしい。









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しばしゆったりして、お店でJaviのバッテリー充電も完了。
広場に戻り世界時計をバックに再びセッティング。
今度はツインドラムでセッションします。
酔っ払いと若者が入り乱れるカオスな状況。いい感じに盛り上がりました。
しかし90分ほどすると警察の登場。ミュンヘンでの嫌な思い出が蘇る。


「申し訳ないけど、あくまで近隣の苦情だから気にしないでね。
ところでフライヤー貰っていっていい?」


なんという寛容さ。そう言ってくれればこちらも気持ちよく止められます。
何人かにCDが無いかを訊かれました。ドイツではCDが売れるなぁ。
手持ちがなかったその分、フライヤーがよくはけました。









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というわけでよく演奏した1日でした。€500以上稼げたのも大きいです。
24時頃に電車で駐車場まで戻り就寝。
ところで書き忘れておりましたが、昨日前歯がまた取れました。
何故か海外に来ると歯が取れる…。









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それでは、続きはwebで。チーン。
€153 + €305 +@

20160712 Englischer Garten. München to Berlin, Germany. local bar.

ここは何処だか。ミュンヘンの中心部から少し外れた場所。
昨日の出来事がマーブル状にミックスされて記憶の整理に時間が掛かる。
昨日に限らず、ここ数日が色々起きすぎていますね。


散歩に出る。公園と住宅街の間のような場所で居心地がいい。
しかし至るところに謎の壁画やシンボルがあり、カルトな一面も見えます。


お店が並ぶ一角にお肉屋さんがあるので入ってみました。
持ち帰りのお肉やチーズは勿論、その場で食べることもできます。
カフェともハンバーガーショップとも言えないドイツ独特の文化。
肉厚で柔らかいお肉が美味しいかったです。


ドイツは他の街に比べて労働者が多いように感じます。
あとは杖をついたり、高齢者も多い印象。杖が必要なのはビールによる痛風…?
どこか日本と近いような感じ。


さてBillは最速で10時には解放されるとのこと。
車のメンバーを起こして、警察署へ向かう。
しかし厳密な時間はわからず、電波のあるNathanの携帯への連絡を待つこととなりました。
ただ待っていても仕方が無いので、それまではバスキングへ行くことに。









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Englischer Gartenへ到着。車の外装が剥がれてしまったので修理。
スーツケースや各々の機材の修繕もして、公園内を移動します。









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川が流れるもはや森みたいな公園。空気が気持ちいいです。
ここを抜けて目的地へ向かおうとしていた矢先、着信アリ。









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帰ってきました!!
バスキングは勿論中止で、迎えに行きました。無事でなにより。
本人も貴重な経験をしたと喜んでいるようです…?


小雨が降るなか、今回の事態を受けてあまりいい気持ちはしていない我々。
バスキングの反応よさもありますが、ベルリンへ向かうこととしました。









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途中のサービスエリアにシャワーがあったので入る。
ついでに持ってきていた洗剤で服の洗濯。4人分はなかなかな重労働。
サービスエリアのシャワールームで必死に服を揉むワタクシ。
車内に干して、夕焼けの窓風で乾かします。









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24時にドイツはベルリンに到着。Barcelonaから約2000km.
日本で言えば九州から北海道くらいでしょうか。
開いていたローカルなバーがあったので入ってみる。









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注文してから時間を掛けて出てくるドイツビールの泡。素晴らしい!









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ダークビールのZwick'l。このジョッキはお土産として頂けてしまいました。


常連らしいBMW勤務のラルフや、おばさまがたとワイワイ。
UNDERGROOVELANDほCDも流してもらって1枚売れたり笑。
地元らしい楽しみ方をさせて頂きました。また来たいなぁ。


26時頃に移動。
このまま寝てしまいたいけれども、Münchenのエリア問題があったので
中心部から少し外れた場所に向かう。
その手前にオフライセンスがあったので入ると…









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これがドイツ。
曰く「オーナーの意向」という店員さん。
勿論フリーザーも全てビールです。









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ウォーリーを探せ状態。


トルコ人が多いことからケバブ屋がそこら中に並ぶ。
この時間でもやっていたお店で買ったビールを飲みながら初のベルリンケバブ。
少し外れの駐車場へ移動して、もう1杯飲んで寝るのでした。
余談となりますが「〜〜オブザイヤー」が流行り始めてきております。


それでは、続きはwebで。チーン。

20160711 #stdrums in Karlsplatz, Corleone. München, Germany.

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ドイツはミュンヘンの朝。近くの芝生でストレッチ。
飛行機の長旅に加えて今回の車中泊は腰と膝に来るようです。
暫くするとメンバーも出てきて、近くのカフェで一服。
都心に駐車できるとお店が近いので助かります。


ロンドンでお世話になってるスーパーマーケット"LIDL"はドイツ発祥らしく、
早速見つけて入ると嗅いだことのあるパンの香り。LIDLの匂いです。
パンやらスイカやらメロンやらを買い出して車へ向かう。
途中パトカーが走ってて、なんやらかんやら〜と茶化していると









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チーン。


そのパトカーは我々の車を目指していたわけです。


最初は持ち物検査くらいで終わるかと思いきや、警察がどんどん増えてきて車内を調べ始める。
ギターやアンプを触るのはいいけど何故そんなに落下させるのか。
遂には麻薬犬が登場。勿論丁寧なんてのは存在しないので引っ掻かれまくる荷物たち。
写真のような惨状となりました。
更にBillには嫌疑がかかり警察署へ留置となってしまいました。
一応書いておきますが、我々はクリーンですよ!


後から聞いた理由としては、どうやら街の中心部にはゾーンがあって、
その中では低燃費車(厳密には不明)のシールみたいなものを貼らなければならないと。
簡単に言えば我々の車そのものがミュンヘンの都心では違法らしいです。
印のない、外の国からの車を異変と感じて警察が集まったということ。
ヒッピー風貌のスペイン人たちとちんちくりんな日本人がいれば確かに怪しいか…
Billはドレッドに髭面というのもあって持って行かれてしまったと。


それはそうだとしても、認めるにしても、なかなかに酷い扱い。
持ってきた組み立て前のCDも見事に傷付き、10枚程が販売するには難しい状態。
更にどういうわけだか、3枚が行方不明。持ってき忘れただけ…?
警察はやりっ放しで、何も言わず帰っていきました。
途方に暮れながら荷物を片付けていると、自転車を漕いでいた地元の人が
"Welcome to Germany"と。
なるほど。これは日常のようですね。
そりゃSodomもファックザポリスって言いますわい。









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荷物をざっくりまとめ直して、疲労困憊のなか我々がやれることを考える。
そりゃバスキングしかないわけです。
傷付いたCDはフライヤーと一緒にフリーで配ることにしました。









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ミュンヘンは中心部のKarlsplatzへ先に降ろしてもらってセッティング。
強風で噴水から水が飛んできたりしつつも早速叩いてみると好反応。
ダメージCDもあっという間に無くなりました。嫌な思い出は消えるに限る。
親子が多くて、こどもたちが沢山踊ってくれました。
手拍子が起きたり、いい反応がずっと続きます。
日本人の方も何人かいらっしゃいました。









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雨が降ってきたので一時中断。
その間アーチの下で演奏するJaviとNathan.
我々の気持ちは同じなようです。ランボー怒りのバスキング。









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雨もひと段落したのでラウンド2.
人通りが少なくなりつつも引き続き反応がいい。
警察で嫌な思いをしたけれども、地域の人々は皆いい人です。
止められることなく合計3時間ほど。よく叩きました。









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終えてJaviたちと合流し、バスキングを見てくれていたベロニカと少し外れにあるバーCorleoneへ。
ライブもやるバーらしく、プロジェクターと耳に優しい音楽が流れている。
サンパウロから来ているカップルや、近所のエンジニアの方々とワイワイ。
バーのマスターもとてもいい人で、ビールが何故がどんどん値下がりしたり、ショットをサービスしてくれたり。
ここでようやく自分たちの時間を得られたような気がしました。


閉店と共に移動。
外に出るやいなや、まさに「バケツの水をひっくり返したような」雨に遭遇。
シャワーかってくらいも物凄いものでした。
10分ほどで止み、トラムを使って無事に車へ戻り、眠りにつく。
昼から散々なこととなりましたが、
結果的に強い団結力を生んだ1日となりました。









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それでは、続きはwebで。チーン。
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