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20141029 MANOWAR 来日公演

MANOWARの来日公演に行ってきました。


今年の春頃に訪れたMANOWAR来日の知らせ。
LOUD PARKへ出演が決まったというのです。
前回は93年だったらしいので、大よそ20年振りとなる
この来日がどういう意味を持つかというと、
日本という独特の文化を持つ島国は
音楽にも同様のマーケットを持っています。


最近だとEMPERORの来日公演もその典型的な例で、
ヨーロッパの大規模なメタルフェスにて何万人を狂喜乱舞させる大御所が、
(そもそも日本にはメタルフェス自体が馴染んでいませんね)
O-EAST規模の「ライブハウス」で体験できたのです。
流石にSOLDOUTしたらしいですが、ファンからすれば超ラッキーです。











TOOL, AC/DC, Status Quo...枚挙にいとまがありません。
(ぱっと思い浮かんだバンドが妙な偏りを見せております)
カナダの大ベテラン、RUSHに関してはもはや来日すらしてくれません。
日本でやってもギャラと集客が見合わないからです。
そしてとあるバンドも同じ事情という噂を耳にしておりました。
その、MANOWARがなんと、日本に来る。


高校生の頃、まだメタルに洗礼を受け始めたばかりの私は
レコードショップのメタルコーナーへ行っては情報を得ていたのです。
そんなとある、友人の家に遊びに行ったとき
駅での待ち合わせの際に構内にレコードショップがあったので、
同じようにロックのコーナーへ立ち寄ったのです。
そこに面出しされていたWarriors of the World.
当時ちょうどリリースされたばかりだったのでした。
どのアングルから見ても100%中二病全開のその1枚は
私の興味を徹底的に刺激し、気付いたらレジへ運んでいたのでした。
高校生の頃は(今でも相変わらずですが)専ら中古CDだったので、
思い返してみると、メタルで初めての新品CDだったかもしれません。
お陰で聴きまくりました。そして幸いにも大名盤でした。
私の傾向を位置付ける重要なバンドなのです。


喜び勇んで現ナマを握りしめ
チケットぴあのビルを爆破しに行こうと思ったのですが、
ラウドパークは昨年、ヘッドライナーのKING DIAMONDがキャンセルという
本末転倒甚だしい失態を犯したイベントだったので、
もしかして…もしかしたら…という疑念を抱いてしまい、
結局チケットを買わずに月日が流れていきました。


そんなある日、別のメタルウォーリァーから入った連絡。


M
A
N
O
W
A
R







ほれみたことか。
ほれ。どうだ。
夢は夢で終わる。
朝目覚めれば現実が待っている。
これが、アールイーエーエル、"REAL"よ。
twitterでは他のバンドはやるが、MANOWARはやらないのだ!
というウイット富みまくりのジョークも飛び出す始末。
だからこn...










夢を見ているのでしょうか。


会場はZEPP TOKYO.


夢を見ているのでしょうか。


アリーナクラスの会場ではなく
数千人規模のライヴハウスで、MANOWARが観れるなんて…。


ラウドパークのチケットを買った方、
振替の日程の都合が合わなかった方、
このトラブルに追われた関係者各位、
全てを差し置いて、言わせて頂きたい。
こんな幸運・俺得なことはない。


即行でチケットの確保に走りました。
ご協力して下さったご友人には大変お世話になりました。
こうしてお台場のガンダムを爆破する準備が整ったわけです。


そして29日、
とんでもない行列の物販を横目に会場へ到着。
友人らと談笑しながら開場の時間となりました。


ではここで、本来MANOWARの人気がどの位の規模かを見てみましょう。









ファイル 382-1.jpg











それが











ファイル 382-2.jpg


信じられない距離です…。


後ろにいらっしゃったカップルの方々とすごいすごいと大喜び。
(その方、現在はフラメンコギターを弾いていて、
10年ほど前にDEADLY SPAWNに在籍されていたとか。
世間は狭いですなぁ~。)


10分押し程で、客電が落ちる…。
とうとうご対m...
音が…デカい…!
ギネス記録を持つ音量と噂に聞いていましたが…
一発で高音への耳が麻痺してしまうくらい、デカい。
キックを踏むと身体が揺れます。
1曲目は…MANOWAR! なんという素晴らしい出だし。
…音がデカすぎてヴォーカルが聴こえない…。
周りのファンが歌詞を完璧に覚えているのでエリック代役として成立。
特にベースが強い…強過ぎる!
…強過ぎて…よくわからない…


これが世界最強のへヴィーメタル…本当に最高だ…!!!


2014年、エクストリームミュージックは多様な変化を遂げ、
ジャンルの細分化・新スタイルの椅子取りゲームを見せてきましたが、
その真核であろう
「デカい・重い・激しい」
をブレずにここまで貫いてきたバンドが他にいるでしょうか。
アンプリファイヤーの音量は未来永劫下げられることは無い。
その結果ならば音の良し悪しはもはや関係無く、
"Louder Than Hell"であれば全てが正しいのでした。


ライヴを通じて「ショウ」としての組み立てを徹底しており、
曲間ではスクリーンにレコーディングの風景が字幕付きで流れたり
MCが一度もないまま無いまま本編を終了。
暫くするとジョーイ閣下がビールを持ってご登場される。
なにか喋り始めたと思いきや妙に聞き取りにくい…


…いや…これはもしや…日本語…??


徹底したファンサービスです。
この暗記が間に合わなくて来日が延期になったのでしょう。


サイクォウノゥッ!クィズァイトォウ!
SOUND SYSTEMデェ!!ヤテキタ!!
T Shirtウォ!カテー、ムトゥエクィダ!!!!
Manowarriorハ!ヒトォリデェ!センニンブンノォ!
チカラウォゥ!モトゥ!!


轟音と共にビールを一気飲みするとスクリーンのビルが崩壊。
我々のエネルギーはビルをも破壊してしまう。
つまりそういうことだ。
その後ジョーイが歩くとゴジラの如く会場に地鳴りが響く。
常に斬新な驚きと感動を与え続けてくれます。


アンコールラストはBlack Wind, Fire and Steel.
ジョーイがベースの弦を1本ずつ引きちぎっていく!
その度にバンドがキメを合わせて爆発音を演出。
切った弦を丁寧に丸めてファンにプレゼント。
どれだけ喜ばせれば気が済むんですかい。


The Crown and the Ringが大爆音BGMで流れる中、
スクリーンには日本語でメッセージが現れ、狂宴は幕を閉じました。









ファイル 382-3.jpg
(友人のFBより拝借)


Sign of the Hammer, サビでのハンマーサイン。
Warrior's prayer(のライヴ版?が本当に流れるとは…)
勿論その後に控えるはBlood of the kings.
Hail and Killでのメンバーのフォーメーション。
全て半信半疑で耳にしていなかったものが、
目の前で噂されている通りの状態そのまんまで存在していて、
幻影を見ているような気分になりました。


セットリストをネットより拝借。
素晴らしい選曲です。


Manowar
Blood of My Enemies
Call to Arms
Brothers of Metal Pt. 1
Sign of the Hammer
The Lord of Steel
The Dawn of Battle
The Warrior's Prayer
Blood of the Kings
Kingdom Come
Heart of Steel
Bass Solo
Wheels of Fire
Hail and Kill
Kings of Metal

Encore:
Warriors of the World United
(Preceded by Joey's speech)
Black Wind, Fire and Steel
The Crown and the Ring (Lament of the Kings)


徹底してショウをプレイするプロフェッショナルな仕事。
ファンを大切にする心意気。
そして、終演後の耳鳴り。


全てがHEAVY METAL!
これぞHEAVY METAL!
最高でした。


それでは、続きはwebで。HAIL!

コメント一覧

みつ - 2014/11/01 (土) 15:50 Edit

去年のキンちゃんにもこんな振替公演あればねぇ〜。今年のラウパーにもManowar単独にも行けず終いでしたがManowarはどんな場所で演奏してもManowar。エリック アダムスは何を歌ってもエリック アダムス。こんなバンド他にはいませんなー。

Rerure メール URL - 2014/11/04 (火) 15:49 Edit

全くです!しかし、ギャラの工面はどうやったのかが気になりますな…。
いまだに余韻引き摺りまくりです!