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20150415 Barfly, Camden Town. Troy Bar, Old Street.

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今日も9時に起きると、机にこんなものが。
炭酸の球が入っていないORIGINAL GUINNESS.缶で直接飲む場合はこちらの方が好きで、
近くのスーパーには無く、話を覚えてくれていたJaviが昨夜どっかで買ってきてくれた様だ。
ありがとう!一瞬よぎったその可能性をそっと引き止めてブログを書き始める。
昨日を持続できているいいポテンシャルだ。









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書き終えてお昼を作る。
またもやり過ぎた…。
こんだけ食べちゃうと、当然動きは鈍くなるわけで。
と、このタイミングでJaviが目覚めてきた。
幾つか尋ねたいことの1つに、プリントサービスのことがあった。
持ってきた名刺が思いの外早いスピードでなくなっていくので増産できないかと。
ネットで幾つか探してみると、それなりに安い業者を発見。
やっぱりそれなりな金額がするものの、
支払える範疇の金額にあったのでトライすることにした。
しかし現名刺デザインのサルベージができなかったので、
WindowsユーザーのJordi PCにCS2をインストールして作らせてもらうことになった。
日本語版を入れたものの言語そのものが無いのか、結局ほぼ読めない笑。
まさかこんなところでデザインをすることになるとは…。


やや苦戦しながら夕方前にデザインを完成させる。
先ほど見つけた業者に注文しようとしたところ…
なんと重ねて送料がかかり、これがバカ高い。
安くした場合は到着がかなり遅くなってしまうという問題に当たる。
他の業者も似たような現象が起きており万事休す。
なんとかJaviが送料無料の業者を見つけてくれたのだけど、
1000枚で£22. 結構高いしそんなに要らない…。
デザインした苦労もあって思い切って注文してしまったけど、
こういう時の決断スピードの弱さをいつも感じる。
そう、元々は諦めて作らなければ一番良かったのだ。
こうなったらがっつり配ろう。日本でも使おう笑。









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こうして今日行くはずだったバスキングは中止になってしまった。
Billと折角再会して行ける予定だったのに…申し訳ない。
彼が飲みたいと言っていた日本酒のお土産を渡す。
お口に合うでしょうか。









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さて身支度も早々に、Camden TownへJOEL SARAKULAのライヴへ向かう。









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Karousel Music in association with SESAC presents: Milk & Honey

Night Engine
Desert Mountain Tribe
Battle Lines
Joel Sarakula.


場所はMONARCHの先にあるBarfly.
バーとライヴスペースが分かれている、Venueというやつですね。
ライヴを観たい場合はそこへの入場料を払う。£8と若干高めの印象。


入ると早速JOELに会えた!
1度しか会ったことがないというのに、ミニジャンベを覚えてくれていたり。
早くもテンソンマックスです。
トップのBattle Linesは女性ヴォーカルのシューゲイザーサウンド。
鬱々しげに放たれる音の洪水に身を委ねる。
ドラムのタイトさは流石の一言。









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そして2番目にJOEL.
僕が初めて見たときはドラム・ギター・
そしてベース鍵盤&鍵盤&ヴォーカル(JOEL)という恐ろしい3人編成だったけど、
(まさに1年前の記事はコチラ。
http://www.rerure.com/blog/diary.cgi?no=314 )
今日はベースもいて4人。JOELも鍵盤は一台。
始まるや否やJOELはフロアに降りて前に来いと客を煽る。
そういった演出やテンポも含めて、よりハードなロックンロールに寄った印象。
その分なのか、最も好きな分厚いコーラスはやや控えめ。
ど頭の新曲?以外は1stからと、シングルのNORTHERN SOULも聴けた!
というかこの1年どれだけ聞き込んで来たんだ…笑。
また前回の最強ドラム、ADAMは今日はおらず、彼は本当に凄まじかったのでちょっと残念。


…これあれだ。
楽しみにし過ぎちゃって絶対に越えられないやつだ。
と、気付いてからは最高に楽しむことができました。
途中でベースとギターがパートチェンジする仕掛けもあったり。どうして?笑


3番目のNight EngineはLET'S DANCE時のBOWIE系のニューウェーブサウンド。
ど頭から引きずり込まれた!
ギチギチする早いビートに怪しいヴォーカルとコーラスワークが乗る。
聞くところによるとカバーが中心でまだ音源が無いらしい。
曲のよさは拝借したものだとしても素晴らしいSHOWでした。









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よく取り上げれる日本と外国のライヴハウスの違いみたいなやつで、
根本として「日本は〜欧米は〜」みたいなのは好きじゃない。
文化は文化として染みついているものだからね。
しかし、それにしてもこの圧倒的レベルの差を感じるのは何故だろう。
ここからは国単体ではなく、個々として見るので差別化ができる。
例えばNight Engineが日本のハコに出たら、圧倒的なスキルの差に驚くだろう。
そして日本のライヴハウスバンドがBarflyに出ても、盛り上がる気がする。
やはりポイントはハコ・アーティスト双方がポジティブな関係にあるかだ。
例えばこのGUINNESSには泡でクローバーが描かれている。
価格は600mlで£4.10。現地感覚ということで400円くらいで買える。
通常のバーで呑む同じクオリティのものを適正価格で楽しめる。
出演者に少なくともダメなアーティストはいない。これまで見たことがない。
(オープンマイクの場合はその限りではないし、故にあるシステムなのかな。)
その日を埋めるために怠惰なアーティストもどきを集めてブッキングしているのとはわけが違う。
だから客は楽しめる。そしていつでも帰れる。また来たいと思う。
どっちかのせいでは無く、どっちが優れているかでもない。
お互いの努力が素晴らしい環境を作るのだと思う。
ライヴハウス経営したら上手く行く気しかしない笑。









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というわけで念願のthe golden ageのVINYLをゲット!
直接じゃないと買えないですからね。
#stdrumsのCDも受け取ってくれて、Camdenでやってることを伝えると
観に行きたいと言ってくれた。
この、ホントっぽい感じが嬉しいんだよなぁ。
嬉々が重なり超嬉しそうな顔になってしまった笑。
thank you very much JOEL!!


最後のバンドを尻目にOld Streetへ向かいJaviとItoと合流。
水曜なのでTroy Barのセッションへ向かう。前回来てど肝を抜かされた場所だ。
入るとその時のドラマーがChameleonを叩いていて、まースゴい。
出てくるドラマー皆とんでもない…どういう練習したらそうなるねん。


前回ほんの一瞬しか叩けなかったので、今日こそはとお願いする。
今出てる人の次にやってねと主催の方に言われて、
Javiも出れるようなのでこれは楽しみになってきた。
と、次かなと思ったら別のドラマーさんが入る。
Javiは取り敢えずステージへ。









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いい感じのセッションだな〜と思っていたら、その曲で終わってしまった…。
この展開…どこかで…笑。
果たしてTroy Barで叩けるのはいつになることやら。
しかしこの時間になると最近毎日眠い。
慢性的に寝不足なのか、飲み過ぎなのか。
もっと体力欲しいなぁ。


その後はその場でつるんだ人々について街を歩く。
近くに住んでるブラジル人、ソルの家が、まあ〜書けないことばかりの感じだったり
外でフラフラ呑んだりディープな時間を過ごす。
いい時間にJavi達とバスに乗ると2階が大騒ぎになっていたので参加。
女子達がずーっとain't no mountain high enoughを歌っててなんでやねん。
途中でdon't stop believe in になったので一緒に歌うとJaviが驚いていた。
そういやGRAND FUNKを知らなかったり、アメリカのロックには疎いようだ。


Brixtonで降りてオススメのファストフード店でチキンを食べる。
山盛りのポテトもついて£2.安くて美味しい!
そのまま歩いて話しながら帰宅。
予期せぬトラブルで路上ライヴが出来なかった1日だけど、
明日は沢山叩くぞ。


それでは、続きはwebで。チーン。