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20151002 #stdrums in Oxford Circus, Camden Town, Bermondsey. met Keyhole again.

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朝7時に起床。まだまだ眠れるけれども得意の貧乏根性で動き始める。
Stockwellの見事な快晴がお出迎え。









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買い出しに行って作るパスタも久し振り。
ロンドン生活の始まりを実感させる朝です。









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毎回なんかしらのテーマを決めて渡英をしているけれど、
今回はこれ。
#stdrums, アナディメに加えて水面下で動いているバンド計4つが入った
コンピレーションアルバムを500枚言い値価格で売り切ること。
ロンドンの業者に発注・ジャケットは日本から持ってくることで安価に作れました。
んでこのCDのコストはJaviに立て替えてもらっていて、
それを路上の売り上げで返す。所持金がマイナスでスタートする桃鉄みたいな状況。
500枚で£200ちょい。CD-Rでこの価格なので、物価そのものの高さを痛感する。


その看板の準備やらをして、昼過ぎにいよいよバスキングに繰り出す。
以前最も稼いだであろうOxford Circusへ。到着すると既に誰かがやってる…
そんなレベルじゃない。多くのバスカーが順番待ちをしているような状況。









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取り敢えずは近くの場所を探してバスキングスタート。
人通りは多いのだけど流れてしまう場所らしく、どうも盛り上がりに欠けてしまう。
初の試みの言い値(Name your price)の反応もイマイチ。課題が多いな〜。


時間になったのでNikeの前に戻る。
日本で会ったアイルランド人のバスカー、キロンと再会の約束をしていた。
この場所がこんなにもホットスペースになっていたのは知らず、案の定別の人がやっていたので
順番待ちも兼ねて彼を待つこととする。
ギター1本とオケでPink FloydやZEP,METALLICA等の有名な曲を弾いていた。
待っているときに子連れのお父さんが叩かないのかと聞いてくれて、
事情を話すと残念そうにしてくれたのでCDを渡す。
とても喜んでくれて、まさかの£5をくれた!
ギタリストよ、僕は演奏せずともCDを売ったぜ笑。


結局1時間待っても来ず、彼も演奏を終えたので交代してもらってセッティング開始。
すると別の人が来て、どのくらいやるのかと。
さきの彼を見習って1時間くらいかなと回答すると、交代制にしてやらないかと提案してきた。
なんかこの流れに覚えがある…前回見たポーザーバンドのやつらかな…?
よく分からないけどバスカー内での(勝手な)ルールみたいなのが作られているみたいで、
よく分からんないし実際英語もよくわからないので半分スルー。
取り敢えず何となく時間を意識して演奏開始。
うーむやはり人が溜まりやすいのもあって反応は格段にいい。
30分後くらいにキロンも到着!
しかし時間の話もあるのでここでの共演は控える。
1時間くらい演奏して彼らへ場所を譲る。
なんというか、メイクマネーしかない場所になってしまった印象。
キロンも到着して横に座ると、そいつらから「俺らが次だよ」と言われたらしい。
なんつーかそういうのじゃない。別に皆でセッションしたらよくないかな。
さっきのギタリストも上手かったけど、面白さは無かったな…。
バスキングを仕事として捉えるのも勿論大切かも知れないけれども、ちょっと価値観が違うらしい。
若干シラけてCamden Townへ移動することにする。









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なにはともあれキロン!!
Long time no see!!!
新宿で会ったガイジンとまたこうして会えるのは不思議な感覚だ。



カムデンもいい感じのフライデーナイトとなっており、いい空気が流れている。
お子さんが声を掛けてくれて誰かなーと思ったら、なんとさっきCDを買ってくれたご家族!
こんな素晴らしい偶然に期待も高まる。









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キロンとなんとなくにセッションをスタート。反応よし。
途中で日本人らしい人が見てくれていると思ったらやはりそうで、
YouTubeで見たことがあると言ってくれた!これは嬉しい。
22時前くらいまでセッションして、CDもそれなりにハケていいバスキングでした。
とあるおじさまが65daysofstaticみたいだと言ってくれた。知らなくてすまん。
前回のカムデンはやや微妙だったのでその時々に場所の良し悪しがあるのかもしれない。









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次に始まったのはこれまだOxford Circusでやってた2人組。
ユニゾンヴォーカルでHey Joeを演奏。
飛び入りの笛の方も含めていい感じです。









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声を掛けてくれたしんいちくんも一緒にパブで一服。
DJの世界大会に出演するshotaさんを応援しにきたらしい。
SIONくんらも繋がっていたので、こういう出会いはホントに面白い。


WORLDS ENDでGUINNESSを飲み直したあとにBermondseyへ。
Javiらが借りているリハスタへお邪魔させてもらった。
キロンとJaviが会うというのもなんとも不思議な感覚だ。
更にGUINNESSを追加。飲む飲む。
1時間ほどしてバスで帰路へ。まだまだ時差ボケがあるのか眠い。そして飲んでいる。


家に着いても飲みは続き、寝落ちのようにその日を終えるのでした。









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それでは、続きはwebで。チーン。
£50

20151001 Tokyo, Doha to London. RED LION & PINEAPPLE, Stockwell.

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出発が遅いため準備にもやや余裕を持ちながら羽田空港へ向かう。
疲れることなく空港へ着けるのは嬉しいが、これから史上最長の飛行機の旅が待っている。
ロストバゲッジ等々の不安を含めて毎回直行便を選んでいたのだけれども、
三度見してしまうくらいの安さだったので、今回は初めての経由便、カタール航空にお世話になる。
チェックインを済ませるべくカウンターへ。
これまでの直行便は荷物が23kgを越えると超過料金を払わなければならないのだけど、
経由だからか、30kgまでは通常料金のようだ。
見計らって計測してみると…29.4kg!
ただでさえ安いのに超過料金も払わなくていいとは…カタール航空最高!


さてこのときのために敢えて寝不足状態を作ってきたワタクシ。
お陰で久し振りに鼻炎も出てしまっているけど、即寝するコンディションとしては充分である。
日付が変わった10/1の0:30, 無事に飛行機は離陸。
少しすると食事も出るようで、これは酔っ払って寝るには大変好都合な状況だ。
取り敢えずサクッとビールでも飲もうかと注文したところ、
なんとビールが品切れ。MASAKANO.
理由もなく目に付いた白ワインにする。
どうやら喉が渇いていたらしいワタクシ。一気に飲み干す。
気付いたらこれを3回ほど繰り返してしまい、がっつり効いてしまう。
胃がビックリしたのかもはや体調不良。
折角の眠気はあるのに気持ち悪さでよくわからない状況に…やってしまった。
水で薄めまくりながら、眠ることもできないので映画を見る。
しかしマシーンが日本語の認識がなく、日本映画を観るしか選択肢がない。
結果この片道の思い出は気持ち悪さと真木よう子さんの美しさが全てであった。
隣にお座りになった方々(山田さん)はモロッコのラリーに向かうようで、
観戦されるのかと思いきや出場されるのだとか。
普段別の仕事についていながら、地元の飲み仲間と話が盛り上がり、今回のダカールラリーの前哨戦へ向かうのだとか。
タイやマレーシアの大会にも出場しているらしい。なんというバイタリティー。









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5:50、カタールはドーハへ到着。経由地なので時差に挟まれるというのは不思議な気持ちになる。
さて、ここからがタイムアタック。
行きの飛行機は乗り換えに充分な余裕があるのだけど、帰りはだいぶカツカツなスケジュールなので
どの位の時間がかかるかを知っておきたいのだ。
降りるとだだ広い印象を持ったが、道は非常にわかりやすく、
僅か20分で乗り換え場所へ到着。こちとら京葉線の東京駅で鍛えておるわい!
但しあくまで飛行機が通常に到着したから余裕があったわけで、
さきの山田さんの先発チームメイトは、濃霧で着陸できず1本飛行機を逃す羽目になったのだとか。
こんな場所で何時間も待つのはなかなか骨が折れそうだ…。


チェックインを済ませると、予約していた席が埋まっていたらしく、いい席に変えてくれると。
またそうやって期待させちゃって…









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カタール航空最高!
…と、実は2階席のビジネスクラスを挟んだエコノミーに連れてこられただけでした。
しかしトイレに入ることは可能で、一緒のビジネスクラスを味わうことができたのでした。
ドーハ→ロンドンは体調も持ち直し、作曲と映画に費やす。
今回の旅で3本ほど映画を見たけど、伏線が回収されない作品は勿体無い。何故それが出てきたかが楽しみなのにね。
やはり真木よう子さん最高。


合計約20時間の飛行機の旅は、いささか遊ぶには長過ぎたらしく、あまりお酒も飲まずロンドンはヒースローへ到着。
ようやくここまで来た…そして入国審査が待っている。
以前から言われていた3週間の壁というもの。
今回は約1ヶ月なのでどの位質問内容が変わるのか。いつもは2〜3問で終わってしまうので若干余裕あり。
しかし約1ヶ月と伝えると、随分長いねというくだりから、どこ行くの何するのと。
渡英回数・職業・宿泊先・帰りのチケットの確認やら噂通りかかなり突っ込んだ質問をされた。
基本的にはただ満喫しにきたことそのものはウソでは無いので、大丈夫だと思うのだけど…冷や汗は出たなぁ。
スタンプを懐疑的になんとか押してもらい入国…来ている回数が増えれば増えるほど危ないかもね…。









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ここでエネルギーを使ったか、寝巻きから着替える際に一緒財布を無くしたかと焦りつつ地下鉄へ向かう。









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ピカデリーラインのアナウンスを耳にすると、ようやく実感が湧いてきた。
20時間を経てロンドンへ来たぞ!
到着した際の儀式をすべくActon Townへ。









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やっぱりまずはココです。RED LION & PINEAPPLE.









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It's my life!
念願の帰国。ジワジワと肝臓に染みていく。
1時間程してJavi, Jordiが来てくれた。
変わりなく元気そうでなにより。
チキンウィングをツマミながらGUINNESSが進む。なんという多福感。
お客のおじさんにギネス好きだねって言われる。そうだとも。これを飲みに来ているんだよ。


そしてこのタイミングで戎谷聖一郎さんと合流!
インビシサポートでお会いした際、ロンドンバスキングの話をしたら本当に来てしまったツワモノ。
バスキングも充分な手応えがあるようで何よりでした。
Javiらとも無事に交流し、週末に共演できることになりそう。
これはとても楽しみな展開になりました。


こうして適当な時間に解散しStockwellへ。懐かしいというか念願というか。
Mark, Manu, Itoとも再会を果たし、時間と共に移動した長い1日もようやくひと段落。
一気に疲れがやってきてしまい、バスキングは明日からとした。









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Jordiへのお土産、前回言われたポッキーと、ワンピースのフィギュア。
大層喜んでくれてよかった〜。









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Jordiは中国まで音楽学校のライブをしに行ったようで、そこでインスパイアされた中華料理を作ってくれた。
米がおかゆ並みに柔らかくされているけどとても美味い。
明日から始まる日々の準備をしながら、徐々に眠気も強くなり、いい時間に就寝するのでした。


それでは、続きはwebで。チーン。

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