記事一覧

20160324 #stdrums in Oxford Circus. Notting Hill Gate.

ファイル 514-1.jpeg
昨夜早くに寝たので6時頃に目覚める。
曇り模様であるが朝の空は良い。
コーヒーを淹れてブログを書きに外へ出る。
家へは1つの鍵だけではなく共有スペースの鍵も必要となるため、
オートロックの扉を閉め切らずに玄関をすぐ出たところでポチポチ。
音楽はどうしようかな。
初めてロンドンへ来た翌日の朝David Bowieを聴いたように、
追悼も込めてBlackstarを選んだ。
1曲目が流れる最中、ふと横に人が。
ああ隣人の方ですね。いってらっしゃい。


…ん?


もしやと思い家の方を覗くと、共有スペースの鍵が閉まっている。
やられた…Blackstarにやられた。
頑張れば彼を引き止められたのも悔やまれる。
チャイムを鳴らすもの反応はなく、かといってこの時間に扉を叩いて起こすのは気が引ける…。
結局1時間ほどして別の隣人が出てきてくれたため何とか部屋へ戻れた。









ファイル 514-2.jpeg
すっかり身体は冷えきり、お腹も空いたのでパスタを作る。
野菜が大きくて作り甲斐があるので相変わらず大盛りになる。


さてさっくりと準備をして路上へ行きたいところなのだが
今回はケータイがなく、かつ鍵も持っていない。
同居人たちがまだ起きてこないのでスケジュールもわからない。


11時頃にManuが起きて荷造りをしている。
なんと今日からバルセロナに暫く帰ってしまうらしい。
僅か半日でまた暫く会えないとは…。
しかしはからずとも鍵を手に入れることができた。









ファイル 514-3.jpeg
CDを持っていくための何か袋を探していると、Jordiが持ってきてくれたのはトイレットペーパーの包み袋。
うーむバッチリ。
天気も曇り空のままでOxford Circusへ向かう。
また多くのバスカーで順番待ちを覚悟していると、誰もいない!
まだ少し肌寒くて路上も賑わっていないのだろうか。
セッティングをしているとここでは珍しく民間の人に話し掛けられる。
しかし止める様子は無かったので、いざ今季初の演奏…!
…と同時に小雨が降り始めるというタイミング。









ファイル 514-4.jpeg
数曲やると雨が強くなってきて終了。
ロンドンの雨のことだから少し待てば止むだろうと様子をみていたものの、その気配はない。
このあとBrixtonへ向かう予定だったので諦めて家へ戻る。


短時間でもお陰でCDは1枚売れた。
しかし考えてみれば今回2週間ちょいの旅で数は100枚ある。
単純計算で1日平均7枚を売っていかないと間に合わない。
日本でも2週間で100枚売るのは難しいだろうに、
こりゃなかなかハードなプランを選んでしまったものだ。
家で待機するも天候は下り坂の一方で、このままではBrixtonも難しそうである。
しかし今夜はお楽しみがあって、Jordiの通う音楽学校にjamiroquaiのギターとベースが来るらしい。
恐らく僕も行けると誘ってくれたのだが、結局学生以外はNGという連絡が来た。
路上もできず、夜の予定もなく、家には誰もおらず…。


では、黒いガソリンでも飲むとしますか。


しかし折角荷物が無く動ける状態なので、Notting Hill Gateへ繰り出す。
勿論目的はMusic & Video Exchange.
前回の稼ぎを残しておいてよかった。
あれやこれやと物色して1時間。









ファイル 514-5.jpeg
…見つけてしまった!
White RoomのUKオリジナルMONO盤!
ステレオだったり、バラだったりは結構あるものの、
2枚組のMONOはかなりいい値段が付く。
ジャケの状態もあって安く買えたと思う。楽しみだー!
がっつり10枚ほど散財。マネークリップなので財布の紐などない。









ファイル 514-6.jpeg
また近所のスーパーで発見!以前Liverpoolで大人買いしたGUINNESS CHIPS!
今回も大人買いしました。
Murphy'sと共に至福のひと時。









ファイル 514-7.jpeg
路上ライブもせず食べ・飲み・買いまくりの1日だったけれども、
まー考えてみればGUINNESS飲んでレコード買うために来ているといっても嘘ではないので、
こんな日があってもいいのかなと。
帰ってきたMarcに話すと、常に明るい方向を見て行こうと。その通りだ。
いつもは達成をしてから遊ぶスタイルにしているけど、今回は早回しってことで。
明日はいい天気になることを願うばかり。
早起きした分、早めにベッドへ向かうのでした。









ファイル 514-8.jpeg
それでは、続きはwebで。チーン。
£9.32

20160322-23 Tokyo to London. Red Lion, Acton town. Stockwell.

昨夜はレコーディングを終えてパッキングするため早々に帰宅したものの、
仕事が終わった開放感もあり、結局けんさんと飲みに行ってしまう体たらく。
しかも久し振りに近所の飲み放題の店に行ってしまったものだから、
明る今日22日には見事に二日酔い。


いざ荷造りを始めてみるといつもより荷物が少ない印象。
ドラムキットには以前と比べてサイドスネアが1個増えている筈。
CDも100枚ジャケも含めて持ち込もうとしているのに。
オーディオインターフェースがないからか。
旅に慣れてきたのか、ザックリし過ぎなのか。意外にあっさりと準備完了。
最近はBeatlesをよく研究しているので
8GBのipodにAbbey Roadを入れようとするとキズが多いのが読み取れない。
CDプレイヤーでは再生できるのにこうなることがよくある。
研磨剤で削ってなんとか読み取り。一番好きなGolden Slumbersで飛ぶのが惜しい。


戻ってきたとき滅入らないように簡単に部屋の掃除をしておく。
近所のラーメン屋で一杯やって羽田空港へ。
成田と比べると実に楽である。
荷物を預けると、なんと33kg.
無料預かりは30kgまで。マックスも32kgなので減らさなければならない。
しかし見逃してくれるのは今回もお世話になるカタール航空。
相変わらず神がかっている。









ファイル 513-1.jpeg
チェックインを済ませゲートまで向かっていると、
3日前PSYで見た人とすれ違う。
話したわけではなかったので瞬時に気付けなかったけど、
相変わらずこういう運は強い。









ファイル 513-2.jpeg
時間に余裕があったのでズボンのポケットを直すワタクシ。









ファイル 513-3.jpeg
搭乗すると、なーんと隣は空席。流石神のカタール航空。









ファイル 513-4.jpeg
盛り上がって参りました。
場所に余裕があるので、今回のCDジャケットを折り始める。
気付けば100枚分終えてしまい、時間も潰せた。
いい感じに酔いもまわり眠りにつく。









ファイル 513-5.jpeg
こうして12時間を経て現地時間6:30にドーハへ到着。
ロンドンまで直通でも12時間なのに距離は随分違う。
乗り換え時間は3時間ほどあった筈なのだけど
ゲートに到着すると他の乗客が随分並んでいて、
入る頃にはそのまま搭乗できた。


座席が変更されたらしく、なーんと今度は最前列。流石は神のカタール航空。
子連れが多く、まぁーこりゃまた物凄くノイジー。
奴らは必殺技を持っているのだろう。あまり効いている印象はなかったけど…。
暇潰しの限りも流石に尽くしてくる。
映画は結構充実していて、篠原涼子さんのアンフェアを視る。
ううーん微妙。カッコよすぎる。日本ってそんな銃社会じゃないでしょ。
日本人がやっちゃダメなやつなのかもしれない。
余計な伏線を張りすぎて回収できてない作品が多いがする。
一方MARTIAN(オデッセイ)は面白かった。ガイジンだから?笑
音楽もだけど、どんな人気者を集めて作品を作ろうとも、
やはり芯そのものがよくないと面白くはならない。
starmanが流れたのはこれまた絶妙なタイミングであった。









ファイル 513-6.jpeg
こうして20時間を経てロンドン・ヒースロー空港へ到着。
日付としては23日のお昼。
これまでとは比にならない入国審査の列と出喰わす。
昨日起きたベルギーのテロのせいか。
1時間ほどでようやく通過。やはり2週間ちょいでは質問も少ない様子。
今後は更に入りにくくなるだろうし、程度を見計らっていかねば。









ファイル 513-7.jpeg
じわじわとイギリスへ戻ってきたと実感する瞬間。一番ワクワクする。
今回もまずはActon Townで一度降りる。エレベーター故障中…。









ファイル 513-8.jpeg
まずはここに来ないと。聖地RED LION.
腰が抜けるほど美味い。
フィッシュアンドチップスとやっつける。
もう旅の目的は達成したかもしれない笑。


電車を乗り継ぎStockwellへ到着。ああ戻ってきた。
家ではJordi, Manuがお出迎え。相変わらずのマイペースな空気。
Javiはスペインでのライブからもう少し向こうにいるとのこと。









ファイル 513-9.jpeg
到着して荷物を整理すると、
シンバル・ドライヤー・赤ペン・エコバッグなど諸々忘れまくり。
そりゃ荷造りもすぐ終えるわね。
シンバルは幸いJordiが割れたやつを持っていてくれた。
むしろ忘れてよかったか?笑。
ペンや食料を買い出しにいってCDの看板を作る。
ロンドンではあまりCDが売れないので気合いを入れていかねば。
しかし、流石に旅の疲れか、作っている合間にうたた寝する体たらく。
看板は完成。ポスカの光沢が欲しいぜ。
明日から頑張るという定番を決め込み、GUINNESSを一杯引っ掛けて早々に寝るのでした。


それでは、続きはwebで。チーン。

ページ移動