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20140425 part.2 Euston to Rushock.










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皆とモーニングを食べて11時頃に駅で別れる。
僕はこれからRushockという田舎街へ向かう。
地名だけでピンとくるマニアもいるだろうか。











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まずはBirminghamまで向かう電車のチケットを探す。
ロンドンは地下鉄が中心だが、ここからは地上線。
時間帯によってチケットの金額に差があり、
ちょうどSUPER OFF PEAKのチケットを買えた。
(それでも片道30£弱かかる)
CDプレーヤー用の単三電池も無事に購入。
これで無敵だ。











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天気はどんどん悪くなってきているので、
BLACK SABBATHの1stを旅のお供にチェンジ。
邪悪なうねりと車窓の風景がピッタリ合う。
ビールでも持ってくればよかったな。


1時間ほどでBirminghamへ到着。
アジア系の観光客が多い気がした。
ロンドンに比べて宿が安かったりするのだろうか。
一度外に出ると雨は止む気配が無い。
だけど傘を差す人は殆どいない。
連日の晴天に気を抜いていたのだろう。











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ブリティッシュ革ジャンの防水性を信じ最初の目的地へ。
ロンドンでは各所にお世話になっているお店。
折角バーミンガムまで来たのだからここも探らなければ。


しかし店内はかなり寂れていて、
地下一階にレコードの投げ売りがされているのだけど、
多過ぎてむしろ探す気になれない。
1£コーナーで数枚見付けて購入。
店員さんと喋ってみると、ROBERT PLANTが
そこら辺の近所を歩いていたりするらしい。
信じられない街だな。
かなり訛りのある英語だったので、
全く違うことを言っていたのかも知れないけど…。











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サンドイッチとオレンジジュースも買って、
Birmingham駅からDroitwich Spa駅へ向かう電車に乗る。
その切符を、革ジャンのいつも使わないポケットに入れようとしたとき、
何か異物がポケットの奥にあるのを気付いた。
探ってみるとポケットに穴が空いていて、奥に5ペンスが2枚入っていた。
LONDONに来て数日後にold spitalfields marketで買った革ジャン。
パブかどこかで使ってしまうだろうけど、
なにか記念性を感じて写真を撮っておいた。
このコイン達の運命を知る由も無く。











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田舎町を走る電車内ではZEPの1stを聴く。
目的地へ近付いていく気持ちとYour Time Is Gonna Comeが重なって、
自然と動悸が激しくなってきているのがわかる。











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こうして40分ほど電車に揺られてDroitwich Spaへ到着。











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この通り、何も無い駅。
ホームに7~8人程下車して、各々目的地へ散るとすぐに無人になる。
目的地までは1~2時間歩けば到着する見込みだったのでチャレンジしようとしていた。
しかし想像していた田舎を遥かに飛び越えていた。
降り続く雨。道を尋ねようにも相手がいない。
そこに1台のタクシーがぽつんと停まっていた。
導きに身を委ねて、目的地を運転手さんに告げる。
ウェスト・ミッドランズ訛りの英語に苦労しながら何とか意思が伝わり乗車。
金額はアバウトで、事務所?に誰をどこまで乗せるという連絡を無線でしている。


歩こうとしていた僕は、目的地の詳細の住所を知らなかった。
場所の名前を頼りに、事務所で場所の詳細を調べてもらいながら進む。
どうやらその道中は遥かに遠く、しかも歩道が無い道を歩き続けなければならなかったらしい。
運転手さんが会社の名刺を渡してくれた。
名前を言えば迎えに行けるように事務所に伝えてあると言ってくれた。
考えてみればこの田舎でタクシーを捕まえられただけラッキーだったのかもしれない。











揺られること10~20分、迷いながらとうとう到着した。


到着したけど…人はいないみたいだぞ。


ああ、それでいいの。お墓だからね。


ん?ライヴがあるんじゃないのか。


いや?ないよ。ジョンボーナムの墓があるんだよ。


そうだったのか!ライヴがあるんじゃないのか。
ならば、ここだよ。ここに間違いない。











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目的地
St.Michael and all angels Churchへ到着。

20140425 part.1 Abbey Road, St John's Wood

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6時頃に起床。
分厚く重苦しい雲が空一面を覆っている。
イメージしていた、ロンドンらしい曇り空だ。











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シェアハウスで繋がった友達らとSt John's Wood駅へ向かう。
Abbey Roadの横断歩道を渡らずどこを歩くというのだ。
ベタだけどこればっかりはやるしかない。
駅前にはBEATLES CAFEなんてのもあったり。











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駅から5分ほど歩くと見慣れたような風景が現れた。
Abbey Road Studio.
(写真を結構撮った筈なのに、何故か消えている…?)
Come Togetherのタムフレーズが自動脳内再生される。
今日も何かレコーディンクか、機材の搬入作業がされていた。











早速撮影を試みるも、車通りが結構激しい。
しかし横断歩道前で待つことはできない。
ここは歩行者優先のマークがついていて、
手前で待ってしまうと、車が歩行者だと思い停まってくれてしまう。
予め納まりたいポーズを練習しておいてから
車がいなくなる、一瞬の隙をついて…











よし!
いける!
写真、コウちゃん、頼む!











5秒程静止したその結果は…











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おい


コウちゃん手抜くんじゃない!笑


ジャケットと同じように撮影するには
カメラも道路に出なければならないのだ。


ということでやり直す。


ほんと、車が通り続けるので結構な時間を待たなければならない。
その一瞬をついて











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いい感じ!
だけどもう一歩!
(ここら辺から皆のモチベーションが上がってくる)











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撮影後のラナウェイボーイ。



















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そして3度目で撮れたのがコレ!
ポーズが堅いけど、いいでしょ。












連続して撮ってくれていたので動く私。











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協力してくれた皆ありがとう。
力作はこちら。


我々が撮影を満足した頃には多くの観光客で賑わっていた。
早起きして来た甲斐があったようだ。











友達とその足でEustonへ移動しモーニングを堪能する。
そしてこれより、今回の旅の目的が始まろうとしていた…。


続く。

20140424 AMSTERDAM to LONDON, Imperial Arms.

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5時頃、小鳥達が告げる夜明けと共に起床。
昨夜何時に帰ってきたかもわからないが、
肝臓へ掛けた負担はまだ消化されていないようだ。
重い頭を抱えてバッグに片っ端から物をねじ込む。











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早朝のアムステルダムは別人かのように落ち着いていて、
広々とした街並みを満喫するのにはベストな時間帯だ。











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自転車たちも喜んでいる。
やや過剰な表現にも見える。











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モニュメントもその全貌をようやく現してくれた。
後ろの文字が気になるが…。


空港までバスで移動し、搭乗する辺りから二日酔いが始まってきた。
このぶっ飛んだ街からの餞別ということにしておこう。
アムステルダム。ありがとう!











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1時間ほどで我が故郷ロンドンへ戻ってこれた。
やっぱりイギリスの空からは特別なエネルギーを感じる。
その効果は二日酔いもどんどん解消されていかないばかりだ。


これから最終日までの宿は再びACTON TOWNへ。
居心地の良さに最初に泊まっていた場所を再び予約した。
コウちゃんの出迎えに安堵。
ドラクエで最初の村へ帰ってきた気分だ。











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少し休憩して、今日は頼まれごとのためPICCADILLY CIRCUSへ。
少しハイソな街並みに無数のパブが並ぶ。
ショッピングもできて、都心としてはバランスがいい街並み。
レコ屋もいくつか発見。
NOTTING HILLで身体を持っていかれたMUSIC & VIDEO EXCHANGEもあった。











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物色後はEARLS CORTへ移動。
一週間前にふらっと立ち寄ったパブ、Imperial Arms.
ドラムを買って待っていると言ってくれたmeeの店だ。
果たして本当にあるのか…。











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あった。
紛れも無い、
ドラムだ。











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歌っているシンガーと何曲かセッションさせてもらう。
ふらっと立ち寄った謎の日本人のために動いてくれたのだから。
内容どうこうではなく、meeのその心意気が嬉しい。
オランダからの疲れもあり、少し早めの退散をするのであった。











明日はいよいよ、アレをやるぞ!


それでは、続きはwebで。チーン。