記事一覧

#stdrums 渡英前日

いよいよ明日10日から、ロンドンへ旅立ちます。


日本で路上ライブを始めて3ヶ月ほど経ちます。
練習がてら路上で叩いていたら、CDの製作を勧められて
2週間で完成させて販売開始。
ありがたいことに増産が続き、
シリアルナンバーは400番台に突入しています。


ハッシュタグ #stdrums での各SNSの投稿も協力して頂き、
それらを纏めてウェブサイトに掲載させて頂いております。
http://www.rerure.com/stdrums.php


活動内容も個人のみにとどまらず、
ACE from sound luck主催のサイファーと合体した
ラップセッションも毎回好評。
思えば、その日同じ場所でサイファーをしてたラッパー達が
突然僕の演奏に乱入してくれたのがキッカケでした。
周りにダンサーも隠れていて
文字通りAnywhere Dancefloorとなりました。
これは思い出の動画ですね。











他にも様々な出会いがありました。
一回目から定期的にずっと来てくれるおじさん。
CD製作を勧めてくれたカメラのこういちさん。
突如叩いてくれたIsrael & New Bleedのドラマー、Kevin Camp.
バスカーとして世界を飛び回っているChapaさん、まさくん。
コーラをくれたお兄さん。
ビールくれたおじさまがた(→次々の差し入れで演奏ボロボロww)。
日本酒をくれたヨッパライ。


全ては、この渡英のためでした。
そしてこうなるとは、3ヶ月前は思いませんでした。
全てが、新しい出会い。
ほんと人生、どうなるかわからないものです。


4月に初めてイギリスへ行ったとき路上で行われていた
多種多様のパフォーマンスを見て
僕にも何か出来ないだろうかと考えたのが切っ掛けでした。
しかし聞く情報によると、
ロンドンでの路上は日本同様取り締まりが厳しいとのこと。
それも、得意の言語ではない土地でのやり取りとなります。


そもそもフル機材の持込で入国審査は無事に通れるのでしょうか。
宿としてお世話になる友人と暫く連絡が取れておりません。


…一筋縄ではいかなそうです。
本当に楽しみです。
また、あの空の下に居られる。
…ほんとうに入国審査が不安ですけど…笑。


まずはスーツケースの最後の改造をして、
荷造りを始めようと思います。
果たして搭乗に間に合うのか…笑。


このブログでレポートをしていきますので、どうぞお楽しみに。
前回の旅の思い出もご興味あればこちらからどうぞ。
http://www.rerure.com/blog/diary.cgi?field=12
(20140428に書いてある「1つの目標と可能性」というのは、
路上ライヴのことです。こう読み返すと面白いものです。)


それでは、続きはwebで。チーン。

#stdrums "Anywhere Dancefloor" 初刷完売!

しんみりした話題の後には嬉しいお話を。









ファイル 375-1.jpg
先月末にリリースした#stdrumsの1st album
"Anywhere Dancefloor" ですが、
発売1ヶ月を経たずして初刷の100枚が完売しました。


路上のライブを観て・お友達で・通販で
それぞれ買って下さった皆様、
本当にありがとう御座います。









ファイル 375-2.jpg
11月に迫るロンドンでの演奏の練習として
まずは日本の路上から始めた活動。
観て下さった方が音源製作を進めて下さり、
CDは持っていく予定だったので丁度いいと作ってみた結果、
この様な反響があるとは。
「練習」の枠を遥かに超えてしまいました。









ファイル 375-3.jpg
路上ライブの反応とはとてもダイレクトで、
立ち止まって聴いてくれる方だけではなく、
暇つぶし、冷やかし、茶化し、興味本位…
その人が自由に感じたものが伝わってきます。
勿論チャージなんて無い。
その環境で労いの代わりのチップや差し入れ、
興味を持ってCD買って下さるのは、
とても励みと勇気になります。
本当にありがとう御座います。
お客さんが自由にある環境がとても理想的なんです。









ファイル 375-4.jpg
最近はYouTubeやinstagram,Facebookに
動画を上げてくれる方も増えてきて、
ハッシュタグ#stdrumsの意味が少しずつ出てきました。
今後もどんどん広まってくれると嬉しいです。


































ファイル 375-5.jpg
増産の風景。
シリアルナンバーを3桁書ける嬉しさといったら。
そうそうお持ちの皆さん、ジャケットは分解して下さいね。









ファイル 375-6.jpg
天気が良ければ明日火曜、明後日水曜の
2日連続でライブ予定です。
明日は新宿、高円寺。
明後日は渋谷。
噂によると台風も近づいている様なので、
どうでしょうか。
スケジュールはtwitterでお知らせしているので、
チェックの上、遊びに来て頂ければ幸いです。









ファイル 375-7.jpg
通販も引き続き受け付けておりますので、
買いに来れない方もご連絡下さい。
送料込1000円です。
ご希望の方はme@rerure.comへどうぞ。









ファイル 375-8.jpg
そう、あとFacebookページを作りました。
https://www.facebook.com/stdrums
このユニットに名前は無く、ハッシュタグからstdrumsと付けましたが、
もはやこう名乗ってしまってもいいかもしれませんね。
皆様「いいね!」して下さると幸いです。
please SHARE and LIKE us on Facebook now.









ファイル 375-9.jpg
それでは、続きはwebで。チーン。

#stdrums "Anywhere Dancefloor" リリースしました

ファイル 372-1.jpg
前回の記事でお知らせした通り、
stdrumsの1st Album "Anywhere Dancefloor"をリリースしました。










twitterではこの情報をざっくりお伝えしてきておりましたが、
改めてなにものかを説明したいと思います。


持ち運びができるコンパクトドラムと
作曲ソフトGarageBand for iPhoneによる路上リズムユニットです。
その情報発信のハッシュタグに使っている #stdrums が
皆様に伝えるための現在のところの名称となっております。


この発案は遡ること今年の初め、
ドラムを練習で同期に合わせて叩いたら飽きずに続くのではと、
iPhone向けのGarage Bandを入手したことが始まりでした。
多くのループサンプルが入っているため、
それを流しながら叩いて遊んでおりました。
段々とサンプルの組み合わせることでより曲らしくなり、
流しながら叩けば一人でライヴが出来る。


そんなことを考えながら4月にイギリスはロンドンへ飛びました。


そして向こうで見た「表現することへの寛容さ」
広く深い空と芸術文化が根付いた土地。
気付けばメロディを口ずさみ、フレーズができていました。
このストリートで叩けたらどんなに幸せだろう。
構想はこのとき完成しました。










帰国して機材を揃え始めました。
幸い持っていたコンパクトキットを更に具体化。
カホン・ハイハット・スネアの3点のみとし、
電池駆動のアンプを友人から借りて、
スーツケースに全て入るようにしました。
これで何処へでも行ける。









ファイル 372-5.jpg
手始めに実感や反応を得る実験を目当てに、
国内での路上ライヴを始めました。
2回目だったか、渋谷で演奏中
路上ライヴの写真を撮っているという方と出会い、
音源作成を推奨されました。
やってみようとレコーディングはその翌日。
1日で録り切り、ミックスして、ジャケット作って…。
大よそ2週間で完成しました。










ファイル 372-2.jpg
ジャケットにはシリアルナンバーを入れました。
1枚1枚手焼き・手刷りの完全D.I.Y作品です。
イラストはこれまでtwitterのアイコン等を描いてくれている
mooちゃんにお願いしました。
いつもピッタリな絵を描いてくれてありがとう!










ファイル 372-3.jpg
レコーディングは路上と同じキットではありませんが、
キック・スネア・ハット・シンバルという点数は同じです。
マイキングはキック・スネア・エアーの3点。
慣れないMTRでセルフレコーディングしました。










ファイル 372-4.jpg
スネアはhighenaでも使っている
WFL 40's Buddy Rich "Be-Bop Model"
バンドではローチューンですが、この音源では強めに張りました。
ハイピッチにしても低音もカバーする素晴らしい鳴り。
Buddy Rich本人がハイピッチですしね。
レンジの広さにこの楽器の深さを見ました。







【収録楽曲解説】







1.intro
まずはご挨拶のドラムソロです。
Miles Daviesばりの40分超えの演奏から切り取ってフェードイン・アウト
したかったのですが実際は4分くらいのソロでした。
スネアの鳴りが気持ちいいです。


2.jf16
一番最初にできた曲です。
GarageBandに入っているループを繋げて重ねて。
トラックメーカーの基本中の基本をやっております。
後半にはコーラスが入っていますが、
これが某JFさんのアルバム16曲目のネタを拝借したため
この曲名となりました。


3.LONDON WAY
ハイドパークを歩いてるときにできたフレーズから組み立てた曲。
群を抜いた開放感と深くて広い空をイメージしました。
歌はオランダ滞在中に録音。
なんとなく英語っぽく歌ったものをそのまま使ってしまいました。



散歩中に構想したMV.
Royal Albert HallからHyde Parkまでの道を
歩きながら写真を撮り続けて繋げたものです。
(イギリス旅行記だとこのとき)
枚数にして800枚を超えているのですが、
曲が長いために間隔も広くなってしまいました。


天気のいい日にゆったりと耳を傾けてもらって、
そのまま眠ってしまって頂ければ幸いです。


4.funkypiano
GarageBandで練習していたときに一番気に入っていたループ音源を
一発流し続けてできた曲。
タイトルもそのまんまです。
相手は淡々と同じフレーズを引き続けてくれるので、
僕の押し引きがこの曲を自在に変化させます。


5.fastechno
5拍子のEL&Pみたいなリフがメインにある曲。
このリフは大学生くらいのときに作ったもの。
とうとう使える場所がありました。
後半は延々と16分音符を埋め尽くすビートで圧を高めます。
不気味な雰囲気を纏いながらも荘厳さを感じて頂ければ嬉しいです。










そしてこのキットを持って11月にロンドンで路上ライヴをやってきます。
向こうのストリートでの一期一会を大切にしたいと思い、
元々音源は作ろうと思っていました。
まさかこんなに早く完成してしまうとは…。
あの助言をくれた方に感謝。













これまで皆さんが撮ってくれた動画!
今後も各SNSにて #stdrums で纏めさせて頂きますので、
もし撮影して下さる方は是非こちらのハッシュタグをご利用下さい。










ファイル 372-7.jpg
見に来れない方用にも通販を用意してあります。
送料込1000円です。
ご希望の方はme@rerure.comへどうぞ。










ファイル 372-6.jpg
タイトル通り、音楽があればどこでもダンスフロアーになる。
どこでもダンスフロアーになるあの雰囲気を、
日本でも再現できたら嬉しいです。


それでは、続きはwebで。チーン。