輝かしい大分の記憶から現実へ…福岡へ到着。拠点は文句のつけようがない完璧な立地だが、冷蔵庫と調理器具がないため食事が難しい、昨日のスペクタクル虚しく、データの再ダウンロードは1時間足らずで終えた。
豊後米を堪能して四次元でケイタくんと合流。ケーブルごと運んだRME Fireface UC の分解を手伝っていただく。事前に見つけた分解動画がよかったそうで、コーヒーを買って戻ってくると既に枠が外れていた。剣山状の接続部を外してジャックを見ると、ツメの機能そのものは生きておりケーブル本体の問題だそう。ハンダを外してジャックを独立させても万事休す、機構そのものを破壊する他なかった。
RME はジャックの機構すら特殊で一般に出回っておらず、海外から取り寄せることに…。キャノンの金属が分厚く、RMEの機構との相性が悪かったという見解に落ち着く。ついでに折れてしまっていたエンコーダーも注文。こうしてケーブルを取り外せて、ついでにケーブルまで修理してくれたケイタネ申。
その後のケイタくんの仕事についていき、某店舗のパワーアンプ不調を見にいく。機材を一新する方針となったらしく、買い物に躊躇ない瞬間は見ていて気持ちがいい。PEACE でのセッションを覗いたあと、高屋先生とJimi Hendrix の映像をみていると、画面からアクセスされたような男から通信があった。シルコートは補修に使い切り、電子コンロで炊き込みご飯を焦がし任務完了。
3月27日。外で大量のGUINNESS空き缶を見つける。近くにいるのか…。夕方に小倉へ到着。宿のチェックインへ向かうと、まさかの豪華RICH FOREVER 仕様。「お店は海外の方がされているんですか?」と宿から疑問されていたミスタージミーとMEGAHERTZ にて再会。
合宿での新機能を導入してのサウンドチェックを経て、旦過市場にて立ち飲み。お馴染みらしいマスターとの会話を聞きながら美食堪能。薩摩茶屋を体験して MEGAHERTZ へ戻る。
ヒロさんのDJ ではもちろん Remember the Future がかかり、まさしく明日を予見しているような錯覚を得て #STDRUMS。音量を調整しながら、やはり最後は叩きまくってしまう。今期のセットで最もハードな内容となった。演奏直後にSAY さんが Hard Normal Daddy を流してくれて完璧なエンディング。
お店には “ALL THINGS MUST PASS” が2枚あり、以前から相談をしていて今日こそ譲ってもらう話しをしていた。終演後片付けていると、ジミーさんから3枚組のボックスセットが…Tシャツと交換する形でいただけてしまった…。
超JIMMY
走召ネ申
JIMMY神
荷物を片付けて、量が多くて有名な『大桜』にてプチ打ち上げ。鰹のタタキと餃子で至れり尽くせり。小倉の夜は更けていく。
3月28日。お昼にジミーネ申と合流し、車で住宅地の方へ…かなり入り組んだ丘の先に『藤松レコード』は存在した。家屋をお店に改変させた店主と初版トーク止まらず。レコードを稼業にしてしまうと、買い物が仕入れと誤解されたり、転売屋に無心でレコードを売っていくことなど、やってみて出てきた事実に直面した店主。好きなことで食っていく難しさの1つ。
お昼前にジミーネ申と解散。本当にお世話になりました!昼時のオススメで『かしわ屋くろせ』へ向かうと時間と回転のタイミング悪く待つ羽目になってしまった。Posner懐かしのP-TOWNを眺めて福岡市内へ帰還し The Dark Room へと向かう。電波状況が芳しくなく、人に道を尋ねながら歩くのも面白い。
写真が少ないのは準備に追われていた結果か。滑るフロアを固定しながらセッティングを終えて『おの』にて今日のメンツでの食事。ご飯もラーメンも食べ放題という素晴らしいお店でMANNEGLASS 連発。Frenquency と交流を始める。昨日も韓国のライヴで辛いものを食いまくってきたそう。シェフの一面もあり、食への見識が深くて面白い。THIS IS YES を引き継いで【BLOCK PARTY】オープン。
かっちゃん主催の NIGHTFALL は #STDRUMS もお馴染みのイベントだったが、”KENI-DUB SOUNDSYSTEM” を導入しての BLOCK PARTY は本人曰く、より濃度を追求した月一イベント。土曜日の開催も去ることながら、2つの企画を下げることなく継続し続けられている熱量が素晴らしい。
ラップ・マシンライヴ・ビートライヴとそれぞれの手札を打ちながら Frenquency と繋げて #STDRUMS。昨日で膨らんだ部分を削ぎ、ベストバランスでの演奏ができた。その後のDJ CRANK かっちゃんの選曲は…Remember The Future であった。
昨年のロンドン滞在中も、現地のシーンや人々の反応を細かく連絡しており、中でも “Remember The Future” には演奏を重ねるに応じて感銘を受ける曲だった。ロンドンでの経験を経て、CRANK とのライヴドラムミックスが天神・オランダ・東京・イギリスを繋げる。こういうときの録音ができていないのが #STDRUMS 式…。
(PHOTO BY KURA1985)
ライヴペイントから写真家までをも呼び込んだBLOCK PARTY には確かな YES が存在していた。MANNEGLASS だどうだと騒いで、カウンターに向かって「MANNEGLASSくれ!」というかっちゃんの叫びに対して「MANNEGLASSね、OK」と平然と返答していたハルちゃん。MANNEGLASS が伝わるお店、THE DARK ROOM。残党でウエストへ向かい、朝8時に帰還。
12時に電話で起きて The Dark Room にてかっちゃん、Frenquency と再会。履いていたズボンが昨夜で遂に逝ったため、古着屋に行きたいことを伝えると…かっちゃんの古着コーナーからズボンが2本出てきて即決。晩年は別のズボンが移植されるなど (2025年ノルウェー参照) 散々な目に遭っていたこの黒ジーンズともとうとうお別れとなった。アスタラビスタベイビー。
かっちゃんのオススメ、スリランカカレーのスナバハに到着。景色もよく好立地だが、統合のため来月には移転が決まっているそう。昨日の狂気を振り返りながら胃から熱くなるカレーはおかわりもできる。少し街をふらついて Frenquency とはここでお別れ。今後の動きも非常に楽しみな新しい出会いに感謝。
その後かっちゃんとレコ屋を数店周り、全てを回避。THIS IS YES から話が発展して、自然とバンドの YES に辿り着き二者崩壊。海へ向かう道中でかっちゃんともお別れ。素晴らしいイベントをありがとう!港で夕陽を眺めたあと、夜はセッション。
月曜日。事務所が急遽移転となり、ネット不通のなか家財の持ち出しを横目に荷造り。スーツケースのキャスター部はまたも折れてしまい、改造用に送っておいた RIMOWA がこちらを見ている…。Don’t forget。
こうして荷物を入れ替えてRIMOWA での出発。この選択がどのような影響をもたらすのか、このときはまだ知る由もない。結果的に大変充実した福岡滞在から東京へ帰還。
ネットの情報がいよいよダイレクトに届いてしまう時代。日常の情報とフェイクが同じスクリーン上に映し出されるため、識別力が欠けていると言ったほうが正しい。目に入る文字は意思表明や共感を求めるための手段とは限らない。他責ではなく、自ら転がっていく先こそが我々の未来だ。
WEST JAPAN TOUR 2026 SPRING 九州編完遂。お関わりいただいた皆さま、ありがとうございました。ツアーのライヴ録音は4月10日リリースの24時間限定配信音源【STLOG】にて無料公開!月を跨いで関西編へと続く…。
それでは、続きはwebで。チーン。
