渋谷 7th Floor
#STDRUMS presents
第十五回【U.K.初盤食堂】
ゲスト:しゃみお (津軽三味線)、笠原佑介 (Bass)、諸石政興 (StudioMASS)
セッション定番曲ナイト!【Marvin Gaye – What’s Going on】US初版、ほか
🎫入場料:¥1000 (予約不要)
🐟特別ディナー付き前売券:¥3500
▶︎ https://shop.rerure.com/product/e20260420/
🍷OPEN 19:00
【UPDATE】津軽三味線奏者「しゃみお」緊急参加決定!
レコードしかなかった時代のセッション定番曲…
第十五回【U.K.初盤食堂】は、スタジオミュージシャンの第一線で活躍するベーシスト:笠原佑介さん、三味線奏者で世界一のYouTube登録者数を持つ:しゃみおさんと共に『王道のセッション・ソング』の原曲を初版レコードで再生!
・Isn’t She Lovely? (Stevie Wonder)
・Superstition (Stevie Wonder / Jeff Beck)
・Chameleon (Herbie Hancock)
・Spain (Chick Corea)
などなど…セッションでの『共通言語』として愛される珠玉の名曲たちを、改めて音楽鑑賞として『体験』します。ストリーミング・デジタルではわからない音の深みを感じるチャンスです。
ジャムセッション “GROOVE SESSION LABO” も同時開催!
お馴染みの笠原佑介(Bass)、ユージ・レルレ・カワグチ(Drums) に加えて、しゃみお(津軽三味線) の参加も決定しました。もちろん飛び入り参加OK!「プロ」を目指すミュージシャン、一流ベーシストと演奏したい方、自由なジャムセッションをしたい方々、楽器全パート・シンガー・ラッパー・ポエット・ダンサー…皆さまのご来場をお待ちしております。
ピックアップするアルバムは【Marvin Gaye – What’s Going on】ここ数年で異様な高騰を見せている貴重なUS初版レコードをライヴハウスの音響で鑑賞します。
“Mother Mother…” 優しく力強い歌声と演奏。この歌い出しで始まる “What’s Going on” を一度は耳にしたことがあるかもしれません。1971年にリリースしたこのアルバムは、所属レーベル “MOTOWN” が当初リリースを拒むプロテストソングで構築されたソウルミュージック界初のコンセプトアルバム。
2020年版『Rolling Stone』誌が選ぶ『オールタイム・ベストアルバム500』で1位にランク。社会情勢が世界的に大きく動いているいま、改めて注目される作品です。
War is not the answer, for only love can conquer hate.
答えは戦争じゃない、愛だけが憎悪を打破できるのだから。
“What’s Going on” はミュージシャン・特にセッションの世界でも馴染み深い名曲。このアルバムは “MOTOWN” 史上はじめて参加したバックミュージシャンの名前をクレジットし、黒子だった職人ミュージシャンたちが陽の目をみた作品とも言われています。今回はアルバムの歌詞にも注目し、作品をより深く掘っていきます。
プロテストソング:
政治への抗議や反対意見のメッセージを持つ曲。ボクシングのプロテストではない。
コンセプトアルバム:
曲単位ではなく、アルバム全体で1つの作品とする方法。”The Beatles – Sgt. Pepper’s Lonely Heart” や “The Who – Tommy” などが有名。
ゲスト:しゃみお(津軽三味線)
YouTube演奏動画 (2026年現在:登録者39万人) を中心とした音楽活動を行う。即興演奏を得意とし、企業イベントでの演奏や、和洋問わず様々な楽器とのコラボレーションに取り組む。「伝統楽器」を先進的にとらえ、三味線の魅力を発信しながら、後進の育成にも努める。
ゲスト:笠原佑介(Bass Guitar)
1986年1月16日生まれ長野県出身。14歳でRancid のMatt Freemanに衝撃を受けベースを始める。パンクロックをルーツにし、現在はブラックミュージックに影響を受けたベーススタイルを軸としながら、幅広いフィールドで活動中。2006年からプロとしてのキャリアを始め、ドームツアーからライブハウスまで、また日本国内に留まらず海外各国でのツアーにも参加。
レギュラーゲスト:諸石政興 (マスタリングエンジニア / StudioMASS)
オーストラリア・ブリスベン州生まれ、東京育ち。2010年よりコンピレーションアルバムを中心にマスタリング業務をスタート。2017年には、デヴィッドボウイ・ジョンメイヤー・ノラジョーンズらを手掛けるSterlingSound のグラミー賞エンジニア、グレッグカルビ氏より研修を受け、洋楽のアプローチを学ぶ。イタリアのハイエンドケーブルメーカー”Reference Laboratory”総代理店。
主催:#STDRUMS(Drums)
バスキング (路上ライヴ) で世界各国を渡り歩くドラマー、ユージ・レルレ・カワグチのソロプロジェクト #STDRUMS。初版レコード収集家。テクノ・ドラムンベースなどのオリジナル・エレクトロミュージックを人力ドラムで演奏する。2023年、異例のドラムソロにて “FUJI ROCK FESTIVAL” へ出演。平沢進+会人(EJIN)、ベッド・インなどへのサポート出演や、舞台演劇 “G.Garage ///” へのドラム(及び俳優)出演など、ロンドンと日本を行き来する活動をしている。レコード・コレクターズ 2022年7月号【レコード・コレクター紳士録】掲載。
会場:渋谷 7th Floor
〒150-0044 東京都渋谷区円山町2-3 O-WESTビル 7F / TEL : 03-3462-4466 / ※座席をご用意しての開催となります。
入場料は格安 ¥1000!予約不要。フードをお得に食べられる特別ディナー付き前売り券も販売中!平日の夜に渋谷の7階へ立ち寄れば、都内の喧騒からかけ離れた至高の音楽体験があなたを待っています。
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美味い肴と至高のレコード…映画を観に行くようなお楽しみの夜。
1. オリジナル初盤レコード大音量鑑賞会
数々の名盤…世界中で集めた当時の貴重なオリジナル初版レコードをライヴハウスの音響で再生。音楽を全身で『体験する』チャンスです。デジタル音源との聴き比べや、生産国によって生じる音質の差など、歴史と人がレコードと共に歩んできた軌跡を紐解くアカデミック体験。
2. 美味しい食事と音楽
お魚の刺身を中心とした主催者の手料理を味わえます。ご飯ものもご用意予定。お腹いっぱい、夢ザッパいっぱい。
3. ゲストとのライヴ&即興セッション
現役ミュージシャンによるその場限りの即興ライヴ。飛び入り大歓迎!
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いま、レコードが世界的に再注目を浴びています。レコードは80年代以降 CD の普及により衰退していき、2000年代はネット上でのデータ化が進んでいくことで見向きもされなくなる存在でした。(なかには「アーティストが一所懸命作った音楽をデータに取り込んで配布するのは止めてくれ」といった悲嘆のコメントが書かれていたり。)
20年ほど前の中古レコードショップでは『CDで買うと高い音源がレコードだと100円で手に入る』投売り状態で、お財布に優しい媒体という扱いだった記憶があります。80年代のスラッシュメタルなんて大体100円。それが今ではオリジナル盤となればゆうに1〜2万円を超えて当たり前の事態。元々そんなに高音質でもなくB級な作品たちにも、希少価値という視点で目を疑う値付けがされています。
(↑当時買ったときの写真たち。MAGICAL MYSTERY TOUR はちゃんとUS MONO)
ロンドンでの路上ライヴの稼ぎを中心に揃えてきた初版レコードたちは資産価値として持っていたいわけではなく、聴くために揃えたもの。どれも1枚1枚に思い入れがある大切な鑑賞物です。
レコードしかない時代にリリースされた、オリジナルの初版を大音量で浴びる…。それはリリース当時の音質と衝撃を味わえる一種のタイムスリップです。なぜ The Beatles は「ロックンロール」と謳われるのか。LED ZEPPELIN の登場は当時どれほどの衝撃だったのか。KING CRIMSON のアルバムに収録されがちな長ったらしい「修行タイム」は一体なんなのか…。聴けば全てがわかると断言できます。
ロックに限らずジャズやソウル、R&Bなどにも同様。MILES DAVIS を聴けばハードコアパンクを凌ぐ凶暴な演奏が収録されており、JAMES BROWN を流せば人は強制的に踊らされることとなる…。知識や情報では説明ができない『腰を添えてじっくりと向き合う鑑賞物』なのです。
敢えてライヴハウスでの開催を選んでいるのは「大音量」というのがまた重要だからです。映画館のスクリーンと音響でしか得られないような『情報』ではなく『体験』がレコードの最大の魅力。発売日のインパクトが詰まった初版体験は、これまで聴いてきた音楽の印象を大きく覆すことでしょう。この違いに驚く人々の瞬間を、これまでも多数目撃しています。
例えば、誰もが知っている “The Beatles – Let it be” を、果たしてどれだけの人々がいま『音楽として聴きたい』と望むのか。レコードを知らない世代で、物心ついたときにはもうネットやサブスクで音楽が当たり前に聴ける時代に、わざわざ音楽ソフトを購入する意味はあるのでしょうか。
1877年のトーマス・エジソンの発明からおおよそ150年の歴史を持つレコードとは、ターンテーブルだけではなくスピーカーなどのオーディオ機材も必要となります。CDやパソコンすらなく、音楽を聴く手段がこれしかない時代。これは録音するミュージシャンにも同様、限られた環境下でレコーディングされた演奏ばかりです。
そういった手間が掛かる環境下で聴くことを前提に作られた音楽とは、音の良し悪し以前に、レコードとスピーカーを通じて初めて理解できるものだと言えます。
本イベントは1つの作品にじっくりと向き合い、音楽の真の姿を【体験】していただける機会です。レコードという音楽媒体をミュージシャン・エンジニアの視点で深掘りし、フィジカル媒体の価値や「音のよさ」とはなにか…?などといった本質的な疑問に焦点を当てていきます。
料理は私の趣味でありライフワークです。ロンドンでの生活も自炊なくては成立しない要のスキルとなっています。
事務所へ遊びに来た友人に料理を振る舞い、必殺のオリジナル初版レコードを堪能するホームパーティーが自室を飛び越え、渋谷をプログレ地獄に陥れます。
*主に魚料理・刺身を提供したいと思っておりますが、仕込み時間や環境がまだ見えていないため変化していく可能性があります。
現役ミュージシャンが主催する本イベントはライヴミュージックも楽しんでいただけます。ライヴとはその場でしか味わえない呼吸と空気から生じる『リアル』です。
レコードという完成された音楽体験に対して、打ち合わせ無しの即興ライヴをゲストと共にお届け。録音物 (レコード) とライヴの両方を味わってもらえる日にしたいと思っています。偶発性こそがライヴですので、ミュージシャン・ラッパー・DJなど、飛び入りも歓迎です。
レコード・食事・ライヴと盛り沢山な【U.K.初盤食堂】をどうぞお見逃しなく!
それでは、続きはwebで。チーン。
