METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

#stdrums Travel

13/11/2022:#STDRUMS + nakaitoshifumi + ミズウミ at 徳島ESCALIER 〜追突〜 #RBJT2022

投稿日:2022年11月14日 更新日:

8時前に松山駅に到着。細かい荷物を沢山運ぶカメイさんと共に高速バスへ乗車。

11:30頃に徳島駅へ到着。このツアーにして初めての悪天候。ヤシの木を見ると宮崎を思いだす。街の発展の仕方としては津田沼・幕張という具合。

昼飯ということで、カメイさんの先導にて『いのたに』へ到着。

徳島にもご当地ラーメンが存在しており、濃厚スープに生卵が乗ったスタイル。広い店内にも関わらず絶えず行列が生まれていた。

店を出たタイミングでバスを捕まえることができ、シャッター街と化した駅前商店街を抜けていく。

カメイさん曰く「ここでは必ず写真を撮りましょう」とのこと。

本日の会場 “ESCALIER” へ到着。

ステージに段差がない、広々とした作り。当時はピアノバーと店名に付いていたのも納得のジャズ風味な雰囲気。nt も到着してサウンドチェックを始める。

タムホルダーがキックドラムの口径と合わずスタンドでの独立型だったため、シンバルはブームスタンドでの対応。ミズウミ Gt:カワモトさんと談笑しながら時間を過ごす。nt はハウリングしないポイントを探している模様。

準備を終え、のどかな街並みを歩き、一同会している『両国酒店』へ。


名店と謳われている場所で既に nt はゴキゲンのご様子。バンさんは呼鳴手氏もジャケットを担当する GOOD MORNING のメンバー。そしてヒカワさんは銃座のメンバーで、ROSEROSE での香川公演で共演した以来の再会であった。太刀魚の焼き、酢締めされた鯵、シメに饂飩をいただいて任務完了。

秋空のもと、修学旅行のような1日。いい写真かよ。

気分
落ち着いている。

ギグ
ミズウミ:カワモトさん、ヒラカワさんによる2人組バンド。執拗に速いスピードでブラストし続けるドラミングにコード感を消したようなギターワーク。そしてこの日も SPACEGRINDER。が混ざることにより、やはり不思議とキャッチーになっていくステージ。NAPALM DEATH 同様、如何なるジャンルにもポップは存在する。

nt:セッティング前から、なにか底知れぬ気合いを感じた今日。カワモトさんら同世代の方々と話したことによってスイッチが入ったのだろうか。ハーモニカに誘導されてのセッションを経てOrandのアカペラ、sakasama とスムーズな展開。サウンドチェックも功を奏して歌がよく届く。パワーに順応して計5曲演奏。

#STDRUMS:急にドラム前方へアンプがセッティングされ始めたのはレミさん(EXCUTE)とカワモトさんとの思いつきであった。アンコールで何か一緒にやろうと、結果的に自分のステージとの境目が見え難くなってしまい、そのままライヴをスタートしたもののオケが出ないというハプニングもあり、追突した状況を一新する必要が出てきていた。一度冷静に立ち返り、敢えて細いスティックでの演奏を開始。こうして最後に 21st Century Schizoid Man を計4人でパフォーマンス。最終的に音が出ることはなかったギターアンプからなんとかノイズを発生させようとするレミさん。終演後、カワモトさんから「そのままコピーしても面白くないからな」と印象的な言葉を受けた。

独自な雰囲気漂う会場で自由な表現を許容してくれた BAR ESCALIER。マスターのご体調の万全を願う。

終演後は『八兵衛』にて打ち上げ。集まってくれた皆さんとで飲んでいるとTUSKS ユウサクさんが合流。覚えていなかったのだが、大晦日のBURING SPIRITS で圭郎に紹介してもらった縁があったのだ。まさかの再会を祝いつつ、突如として現れ消えたミルさんを気にしつつ、左足の甲に出来ていた10年来のガングリオンが破裂音と共に突如消失し、日付も跨いでそして3人が残った。

お店を出る際にタバコの置き忘れがあった。持って外に出ると隣の机にいた人々も外に出ていて、ライターを探していたのでタバコごとお渡しする。ついでに近くの飲み屋でオススメを伺ったところ、今から行く店について来ないかとお誘いをいただいた。道中話していた人の情報によると信玄という焼肉屋が美味しいらしい。

こうしてESCALIERとも繋がりがあるマイミさんの引率で『B-39』へ到着。RICH FOREVER とは例えば、初めて降り立った土地のカラオケバーで席が予約されていることを指す。すっかり酔いも回った nt は bn (black nakai) と化し、ここまでの経緯を理解しておらずお店をぼったくりバーと疑い始める始末(本当にすみません)。そんな状況で私はMJを歌い、カメイさんは想像以上のハイトーンでエレファントカシマシ。そして bn のやしきたかじんで我々は沸騰の渦へと放り込まれ、ライヴ後にも尚喉を消費していくのであった…。やっぱすっきゃねん。

それでは、続きはwebで。チーン。

RICH FOREVER TRADITION 2022 開催決定!#STDRUMS + Bi-syu (河内大和×横井翔二郎) 12月27日 渋谷RUBY ROOM

#STDRUMS – SATURATIONS (with 原昌和 / the band apart)

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