5月末日にとある撮影を敢行。ご参加いただいた皆さんへの感謝を込めつつ、詳細はまた後日。
予定をなるべくいれないようにし、片付けや発注作業などを進めていた。そんな最中タラバガニを見つけてしまい、野村龍一・翔二郎とで急遽蒸す。タラバガニはヤドカリの仲間のため、蟹味噌がないらしい。
旅とはこれまで後回しにしていたタスクに手をつける機会ともなる。出発前夜に圭一郎くんにPCバッテリーとトラックパッドの交換をお願いした。バッテリーは膨張しており、トラックパッドの不調に影響している可能性が高いとのこと。終電までの時間でラスト鯵と鶏肝。専醬ともしばしのお別れ。圭一郎くんパワーで万全の状態を迎えることができた。家のニンニクを全て使い切ったチャーハンで就寝。
6月10日 (火)
Sly Stoneの訃報が飛び込んできた朝7時。昨日しっかり作った荷物が随分と重く感じるのは気のせいだろうか…?飲もうとしていた缶ビールを冷蔵庫に忘れて昼頃に出発。気に入っていたサングラスを先日踏んづけてしまい持っていけないのが心残りだ。
スーツケースを押して最寄駅から混み合う電車を乗り継ぎ品川駅着。再生は今日もFIEH。予定通り13:30頃、羽田空港着。早速パッキングエリアで懸念する重さを確認すると、4kgもオーバーしているじゃねーか。現地へのお土産も多いため、運んでしまえばなんとかなる…SPACEGRINDER の得意技、持っている服を全部着ればちょうどマイナス4kg。肩周りの厚みもドラマーということで見た目も意外と悪くない。
チェックインの列で蒸し焼き刑に耐えて荷物預け完了。飛行機の値段はやや落ち着いたが、荷物の総重量が少なくなってしまったのは大変痛手。キャスターは今回の旅に果たして耐えられるだろうか…。
服装を一旦整理して手荷物検索。「水筒のような液体はありませんか?」凶器になり得るスタンド類も一部入っているため、確認は必須だと思っていたものの、バッテリーくらいしか思い付かない。…ステッカーの束が「液体」として映っていたらしい。なるほど確かに。無事に通過してゲートへ。日常の景色が繋がり、海を越えての旅が始まる。
– U.K. TOUR 2025 –
長期戦を見越して菓子パンで小腹を満たす。ヘッドホンやBluetoothイヤホンなど、耳のオプションが多い。やり残したテキスト作業などを進めて予定時間に搭乗。
リッチフォーエバー最低条件となる隣空席はクリア。
始まってしまった。現地産ビールしか出てこないのはむしろ珍しい?
酒と食事と映画。娯楽消費没頭とはこのこと。飛行機映画では比較的珍しい?外国語/日本語字幕で Bob Dylan の映画を観れてラッキー。
プレイリストにひっそりと交わるネ申。
添乗員さんたちもフレンドリー。こうして5時間ほどでベトナムはノイバイ空港へ到着。ここから乗り換え待ちの長期戦が待っている…
RICH FOREVER JAILBREAK.
というわけで初の乗り換え待ち外出。バスキングで手に入れた$10を 215,000ドンへ換金。ジンバブエドル的なインフラを感じる。空港を出てタクシーの勧誘をかわしながら道路沿い西へ。
ネットに出てきた「渡らなければいけない橋」を超えて、道なき道を進みおおよそ10分でホテルが並ぶ街に当たり、NOI BAI AIRPORT HOTEL へ到着。ネット情報の多くがタクシーを勧めるが、トランジットでスーツケースは預けっぱなしなので徒歩でも余裕。
タイミングがよかったのか相場の半値くらいでホテルを取れたうえ、無料でアップグレード。即ちリッチフォーエバー。エアコンも効くし最高ではなかろうか。
シャワーを浴びて、近所の食堂でSAIGON BIA。牛肉のPHOとで合計65,000ドン。$3いかないくらい。売店でビールとスナックを買って25,000ドン。もしや余る…?安定したWi-Fiのお陰で諸連絡も済ませ、朝も早かったため24時頃就寝。
6月11日 (水)
忘れていた連絡や手続きなどもあり6時ごろには目が覚める。近所の極甘コーヒー25,000ドン、屋台の卵焼きパン15,000ドン。余りました。こういう感覚で海外から日本はいま見られているのだろう。
入国審査と荷物検査を済ませて空港へ帰還。チェックインカウンターは飛ばせるので2時間前くらいでも大丈夫そう。海外の空港はWi-Fiも不安定なので時間潰しが難しい点も踏まえると、ざっくり5000円くらいプラスすれば宿・シャワー・食事・ビールまで付いた快適なミニマル旅行を味わえるのだから選ばない手はない。
フライトまでモーニングルーティーン。
現地時間10時に離陸。ここから更に12時間。食事・飲酒・作曲・仮眠・映画のルーティーン。Jim Carrey の “YES MAN” を見ることができた。吹き替えでも Jim Carrey。行動とは常にコストと引き換えにチャンスを得られる機会である。見終わってからの作曲の気合の入り方が自分でもウケた。The Beatles ネタが散りばめられているのもよい。
こうしてロンドン現地時刻17時に Heathrow 空港へ到着。日本人パスポートは入国審査も自動ゲート…だが、パスポートの読み取りが甘く対人での入国となり緊張が走る。設問を答えて無事通過。荷物も受け取り、少しファスナーが外れている以外は問題なし。税関も通過…。
この渡英は本来2024年に行われる予定がやむなく中止。厳しい1年を過ごし、遂に再びこの地に降り立つことができた。ありがとうロンドン。今回の行動は果たしてどんな人やサプライズに出会えるチャンスとなるだろうか。
空港から地下鉄を抜けて外に出る瞬間がロンドンのハイライト。約束の地 ACTON TOWN を通過し、SOUTH KENSINGTON へ到着。Cosmo と合流。数年前と比べて家賃が約3倍にも膨れ上がっているロンドン。敷地を占有することに高い価値が付く現状のなか、数ヶ月の滞在を受け入れてくれた。というわけで今回の居住地は非公開。1つ言えることは、様々な事情が重なり、これまでの旅で最も立地がよい。リッチフォーエバー。
家について Laura とも再会。案内を済ませてもらい、スーパーでビールを買って MANNEGLASS。旅完遂。飛行機に合計17時間乗った先にも空があり、電車があり、人々が生きる社会が存在するというのは、現地到着初日にしか味わうことができない、常に新鮮で独特な感覚である。暫くすると少し冷えてきたので「戻るか?」と Cosmo。OKと返すと「本当に戻りたいのか?」これがロンドン最高。
こうして夜は友達の Valantine と仲間が来て、Laura お手製のブルーチーズニョッキでディナー。現地人同士の会話はやはり聞き取れない。通例の目標だが、この辺りも改善していきたい所存。こうして25時頃に就寝。今季ロンドンでの生活がいよいよ始まろうとしている…。
それでは、続きはwebで。チーン。
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