9月12日 (金)
ストライキを終えたロンドン。Sho 宅で目を覚まし、やや二日酔いを引きずりながらフルーツを食べて Brick Lane 宅へ戻る。Ollie からスモーク絹豆腐をもらったのでじゃがいもなど野菜チゲスープとマッシュルームご飯。音楽は今日も明日も FIEH。このバンドへのハマり方は近年でも稀な深さがある。
HEADZ三人衆。
夢とは儚く短い。約一週間のBrick Lane 生活は今日にておしまい。夢の先はSho 宅なのだから、この家賃高騰極まりない2025年ロンドンにてこれほど RICH FOREVER な男は他にいない。家の鍵が開かない。捻り続けて30分、鍵穴本体を手前に引きながら回すと開いた。Sho 宅に行く人は覚えておくといい。
移動も多い日だったが週末の夜。セントラルでバスキングを試すには理想的な条件下にいる。機材を持って China Town へ向かう。以前のバスキングスポットには多くの野外席が並び、ドラムを叩けば間違いなく苦情が来る距離感。近場を見回るものの人が多過ぎて道を塞ぐのが難しい。Oxford CIrcus まで足をのばして、メインの交差点付近で男性から「ここだと警察が来るからマック前に行ってみろ」ということで指定位置まで移動。ようやく場所にありついてのバスキングは約2時間で£8という凄惨な結果で終了。音楽への関心どうこう以前に、QRコードでさえ手間な状態で現金を持ってない以上は太刀打ちできない。
家の近くのTESCO で買い物をするとサンドイッチが底値で放出されており、レジに持っていくと「これはタダ」と、賞味期限間近の食品を配っていたので緊急TESCO 祭。こうしてリッチフォーエバーの称号は守られた。
9月13日 (土)
「音小さいプロブレム」解決に向けて機材チェック。スーツケースのキャスターがちょうど破損したタイミングで中村まり子先生現る。ダンジョン内で出会う商人よろしく新しいキャスターを受け取ったものの、ネジ穴が潰れてしまいレンチが合わない…Cosmo と連絡をとり、Victorinox を借りてノコギリで裁断。ペンチでネジをもぎ取り交換完了。全てが首尾よく回っているが、破損しすぎだぜ。
土曜日のPortobello Market. 数年前にCamberwell で見てくれたというバスチャンとマユさん。ポジティブな反応が続き場所を変えながら最後はマーケット奥の交差点で叩いていると、向かいのレストランからビールが支給される。RICH FOREVER。人通りが少なくなってよいvibes のが続くまま20時ごろに終了。ついにいい場所を見つけた。来てくれたCosmo とその友達らと話していると大量のパンをもらって22時ごろに解散。塩が効いていて美味い。
9月14日 (日)
サンドウィッチを作って11時に Brick Lane 着。怪しい天候のもとバスキングをしているとRos登場。GUINNESS を2缶手に入れる。しかし天候はますます悪化し早めの切り上げ。レコ屋に行ったのち「ご飯があるよ」とOliie 宅で食事をもらってバスで Farringdon の Weatherspoon にて一杯。帰宅しライヴのSE作りをしながら「テクノの盛り上げ方」研究。
9月15日 (月)
家作業の日。食材の余りで胃を満たしつつ、The Social Ben から出演募集の連絡を受ける。次の家の内見を予定していたが、ライヴを優先しないわけにはいかない。
夕方のSho 帰宅から日本お土産パーティーをしようと中村先生、Shoの到着を待っていると友達を連れてきて「多分会ったことがある」という…10年ほど前にBrixton で会ったユカであった。よく覚えていてくれたよ。連れで来たリリと4人で計画もなく中村土産のアテと酒を楽しむ。自身の選択が明日を作る。25時過ぎに解散&就寝。
それでは、続きはwebで。チーン。