METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Daily

20171226 HERE ~クリスマス年忘れPARTY HARD NIGHT!!!!~ 渋谷CLUB CRAWL ワンマン公演

投稿日:2017年12月27日 更新日:

12月25日
朝方に長旅から帰ってきた。
15時頃には起きて活動開始。
幸い時差ボケはあまり感じられない。
日本での諸連絡等々を済ませる。
そういえばもう年賀状を書き始めなければならない季節だ…。

夜にHEREリハーサル。
身体の鈍さを感じるのは疲れているだけか、
長時間の移動でスティックを触っていなかったからか。
若干ぎこちない消化不良を感じながらも、
終えてラーメン屋にて1杯。
解散して壱さんとはもう1杯。こちらのグルーヴはバッチリ。
この日の寒さで、昨夜の暖かさは偶然だったのだと知る。

12月26日
選盤と身支度をして渋谷へ。
ランチタイムの街は人で溢れかえっている。
HERE ワンマン公演。
11月末に渋谷QUATTROでのワンマンを終えたばかりであったが、
本来予定していた企画が無くなってしまったため、
今日この日も急遽ワンマンでのライヴという運びになった。

渋谷CRAWLは何年以上も前にサポートで数回出演した以来。
明るいスタッフの皆さんと談笑させて頂きながらセッティング。
嗚呼。日本のライヴハウスだ。
機材が安定している。ヘッドが新品…驚異的だ。

サウンドチェックを始めるものの、昨夜同様身体が鈍っている。
腰が据わらないというか「しっくり」こないのである。
ネクロ魔・ZEROSHIKIでのツアーはクリック(耳元から流れるメトロノーム)を使っていたため、
解放されたことでの違和感があるのか…という推測。

何はともあれ会場の設営。
ターンテーブルの使い方を教えて頂きテストでライアーを流す。
各メンバーはオリジナル手料理の準備。
僕はDJを任せて頂いた。
USAで買い付けてきた盤も何枚か持ってきた。

身体がまだまだ日本食を求めているため、パック寿司と
ジャパニーズハードコア界でブームが起きている黒コッペ。
この間にDJでかけようとしていたCSN&YやRod Stewartで三橋さんと盛り上がる。
軽く腹も満たして開場。

12月26日(火) 渋谷 CLUB CRAWL
~ クリスマス年忘れPARTY HARD NIGHT!!!! ~
HERE ワンマン公演

開演と同時にフードで賑わうフロア。
僕はDJとしてスキルは皆無なので、
そのぶん盤質で勝負。
オールオリジナル盤でのサウンドをお楽しみ頂けたでしょうか。
Blue Cheer – Summertime Blues. (LP US STEREO)
Jimi Hendrix – Spanish Castle Magic. (LP UK MONO)
Derek and Dominos – Little Wing. (LP UK)
Led Zeppelin – Whole Lotta Love. (7’ US MONO)
THE WHO – I am the Sea. (LP UK)
YES – Yours Is No Disgrace. (LP UK)
King Crimson – Flame By Flame. (LP UK)
THIN LIZZY – Waiting For Alibi. (LP UK)
Motörhead – OVERKILL. (LP UK)
Iron Maiden -The Number of the Beast B面. (LP UK)

確かこんな感じ。順番の違いや抜けがあるかも…。
最高に酒が進むセットリスト。何故手にビールが無いのだ。
ということで、メイデンのB面からは楽屋へ。
バックステージに集まった一同「これからライヴ…?」という面持ちであった。

恐らく、単純にエネルギーが足らなかったのである。
日本に戻ってきてすぐのライヴに対する不安や、メンタルに関するもの。
演奏とはなにかそういった、説明不可能なものが大きく影響するものだ。
昨夜から続いていた違和感は1曲目からこの体制での初披露曲
「くらいやがれ」を乗りこなしたことで解消された。
あとは楽しむばかり。
尾形氏は乾燥による影響か、序盤声が思う通りに出ていない様子。
「お前だけのブルース」では新しい展開が発生。どんどん揉んでいきたい。

演奏の中盤でステージは一旦ビンゴ大会へ。
僕はDJブースへ行き「いざとなったら使おう」と持ってきていたReign in Bloodを掛ける。
EPIDEMICが流れるなかビンゴ当選者が発表されるシュールさは今年最大級であった。
僕からは、サウンドチェックで使わせて頂いた貴族正確には伯爵のTrilogyを献上。
オマケの折れたスティックもお喜び頂けたようでなにより。

さて、ここから。またライヴへ。
考えてみれば「ライヴ中」に一旦インターバルを挟んでの再開は初めて。
いざ叩き出す…
…身体が…言うことをきかない…だと…?
一瞬で理解した。
二郎ラーメンと同じなのである。
身体が満腹と気付く前に食べきってしまわなければならない。
これは斬新であった。
お陰で余計なことを考える隙を頭に与える暇もなく、気持ちのみで叩き続ける。
先に書いた不安がある状態とは真逆のコンディションだ。

ライヴも終盤、フロントに立つロックスター。
なにを言うかと思ったら、まさかのセルフおかわり。
こ…この状態で曲を増やす…だと…?
死ぬくらい叩きまくってる馬鹿みたい。
そういったハプニングにはこちらも応える必要がある。
一旦止めようとしていた流れをそのままコールアンドレスポンスへ。
入れ替えた順番を武田氏は見事に繋いでくれて全曲完走。
テンポ・ピッチ・ミス。全てを無視してやりきった。
なんという心地よい疲労だろうか。

終演後はフロアで再びTHIN LIZZYを掛けながら談笑。
USAお土産として持って行ったビールキャップバッジも完売!
ありがとう御座います。嬉しいのでまた持って行きます。
集まって下さった皆さんと色々お話しできてよかった。

バンドはこのまま打ち上げ。
丸山監督も遊びに来て下さった。
ハコ側がランダムに流しているハードロックBGMを当てるゲームを楽しむ。
餅を入れたたこ焼きを朝まで嗜み解散。
ツアーから帰ってきての即ワンマン完遂。
今日も今日とてよく呑んだ1日でした。

帰宅するとMONO針が無くなっていて唖然。
幸いなことに機材車にて見つかったらしい。おお怖い。

HEREは今年残すところ大晦日公演。
最後まで駆け抜けます。

人力ドラムンベースソロ #stdrums Shetuze’s Clear
ストリートからライヴハウスへ向けたミュージックビデオ第一弾を公開!
シェア・リツイートして頂ければ幸いです!
http://stdrums.rerure.com

それでは、続きはwebで。チーン。

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