METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

#stdrums Daily Travel

07/07/2022:Busking in Highbury & Islington / Random people and the daily life / #STDRUMS U.K.TOUR 2022

投稿日:2022年7月8日 更新日:

Javi 宅に再度転がり込み、朝方生活に調整していたタイム感も一瞬で元通り。週末の予定を調整しながら昨夜のケーキの余りをトースターで炙って食べる。やっぱり美味しいじゃない。

稼ぎをポケットに入れて近所の The BOOK and RECORD BAR へ。ロンドンのレコードショップでは売り買い以外に “トレード” が存在し、日本から持ってきたジャパンプレスを交換してみようという試み。

特段新入荷は無かったものの、Moody Blues の 1st を発見。Uriah Heep – Look at Yourself 日本盤を金券として安く入手することができた。家の棚で眠っていた盤が欲しかった盤に替わるうえ、このお店に新入荷として加わるのだから不思議といい気分。

貯まった小銭を帰り道の Sainsbury’s で日本のお土産の足しにしていると、僅か1p足らずお札を使うことに。やはり余すことなく小銭は持ってくるべきである。近くの映画館の手書き看板に El Puente を想起して家へ戻る。

明日から Bristol へ行くこととなり、ロンドンでのバスキングも残り数回。今期で特に反応を感じた Islington へ向かうこととした。味が染み込み纏まりがあらわれた昨夜のパエリアを食べて19時過ぎに Highbury & Islingon 駅へ到着。

セッティングして1曲演奏すると、バッテリーが切れてきたので交換。…なぜ、…、持ってきていない…。綱渡り中に靴紐が解けたような如何とも形容しがたい苛立ちを収め、目の前のパブから出てきた男性グループに一瞬機材を見守ってもらい Off Licence で電池を購入。先週買った余りの2本を持ってきていれば2パック買う必要が無かったのも何か因果か。

こうして意地の演奏再開。ストリート新聞販売者から少し苦情が来たり、反応もイマイチと思っていた矢先、とある男性が「あっちでよくバンドがやってるよ」と、角のスポットを紹介してくれた。今の場所でも問題ないが、経験しないことにはわからない。その人・クリスに手伝ってもらいマイナーチェンジに移動。駅改札からは離れるが、大通りから行き来する人を狙えるメリットがある。

駅での演奏は多くの人が見てくれる反面、人の流れが止められない。その点こちらは塀に腰掛けて hangout している人たちや、持て余している人たちがじっくりと演奏を聴いてくれるため、徐々に反応も増えてくる。「いつでも離れられる」ことが路上ライヴのいいところだと思っているので、座っている人たちに向けて演奏する感覚は新しく、歓迎してくれる姿勢がとても嬉しかった。バスキングを街に流れる音楽としてポジティヴに捉えてくれるのだ。

数曲演奏すると「あなたのことを知っているわ、#STDRUMS よね?」と、過去のフライヤー画像を見せてくれたモナ。5年ほど前のバスキングを見て覚えてくれていたらしい。ロンドンに住んでいると思ってくれていたらしく、まさかの再会。更に別の通り掛かりの男性から見せられたケータイの画面には、7年前に UNDERGROOVELAND としてカムデンでセッションしている動画が残っていた。凄い日だな!

2週間前にここで出会って仲良くなったトビーとも偶然再会。クリスからは GUINNESS の差し入れを貰い、更に別の方からは Corona の差し入れをいただき無双状態。結局このまま22時頃まで演奏。遅い時間までやっても苦情が入らないのも嬉しい。こうして最後の Islington はクリスの一言に始まり、充実したバスキングを楽しむことができた。

片付けて集まった人たちと終わって飲む。隣にいたミッカも加わって出身地や仕事について話す。トビーは向かいのパブから PINT GUINNESS をご馳走してくれた。最初の一口でグラスのロゴの位置と泡の位置を合わせる “GUINNESS CHARANGE!” は初挑戦で成功。

モナは教育事業?で音楽に関わっており、ドラムを習いたいと言ってくれた。ミッカは日本のアクセサリーを数点持っているらしい。クリスはアイルランド人で、だから GUINNESS が好きという言葉に反応してくれたのだな。なんて遊んでいたら道は大勢の人で溢れており「今やっておけばよかったね〜!」など。次回は遅い時間も狙ってみたい。

この集まり、ほぼ全員はじめましてなんだぜ?ロンドンの日常だ。沢山お酒をご馳走になり、来年の再会を約束してバス停へ。

Javi とは Brixton のパブへジャズライヴを観に行こうと話していたのだが、仲間が集まっているということで Angel の Weatherspoon へ来ているらしい。随分と予定より遅れてしまったが、アクセスもよく数駅で到着。

この銀行スポット!初めてバスキングに来たときによく叩いていた場所だ。向かいのお花屋さんのお兄さんは元気だろうか。

というわけでラストオーダーギリギリで到着。Marc とは実に5年振りくらいの再会か。彼女が超いいやつで一瞬にて意気投合。Ferrish は絶好調。今日起きた出来事を話す。もう少し早ければ Jordi に会えたというのが悔やまれる。

お店も閉まり、先ほど頂いた Corona と GUINNESS を分配して乾杯。地産地消。束の間の会話と、週末の再会を約束して解散。明日のバスは絶対に逃してはならない…。

それでは、続きはwebで。チーン。
£67.2

#STDRUMS – SATURATIONS (with 原昌和 / the band apart)

【横井翔二郎とユージ・レルレ・カワグチのスーパーダイナマイトハウス】
season1-19
【突発温泉旅行編】

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