METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Travel

The boys back in town… / Busking at Portobello mkt & Brick Lane / #STDRUMS U.K.TOUR 2025

投稿日:2025年6月25日 更新日:

6月21日 (土)
9時起床。早速昨夜のフィードバックをなぞり機材改造。こんなこともあろうかと?配送に使われていた強度のいいスタイロフォームをとっておいた。多分重さで突き抜ける。

お昼はスパゲティー。昨日家を出る際に崩壊したベルト。日本を出る前に逝ってほしかった。

Portobello Market に行く予定が、エステバンのお迎えサービスつきとなり、Cosmo の案内で集合場所へ向かう。現地には15時過ぎの到着で時々雨の天候。

場所探しついでにマーケットのレコードショップを覗くと、売れ残り続けて£2になったあと20倍の価格が付いたNEW ORDER を発見。見え過ぎっしょ。

マーケットの出店でスペースが少なく、交差点のセキュリティーに尋ねてみると演奏してよい雰囲気。演奏開始直後「物販はしないこと」といったローカルルールを自治体から聞く。バスキングそのものは許されていて一安心。

Portobello は5年前以来の2度目。当時はハープ奏者の飛び入りがあったり家族連れが多くていい雰囲気だった。Brick Lane に比べてるとやはりファミリーが多い。そのハープ奏者、エリオットと今日また再会。聴いたことがある音に近付いてきたとはなんとも嬉しい偶然。子連れとなっていたこの男と遭遇率は5年間で100%。

その以前は苦情が多く難しかったが、止められないのはマーケットの奥側だからなのか。(その代わり人通りも減る) Cosmo の撮影もありよい雰囲気が続く。Cosmo は先に帰り、19時頃までやってバス経路で帰宅…

できない。乗っていたバスがアクシデントで止まり、3分後に別のバスが来るといって音沙汰なし。電車に切り替え、こちらも全然来ない Circle Line を待ち続けて1時間遅れで帰宅。

夕方になるとマーケットの通行止めが外れて、進入してきたメルセデスに今日轢かれた空き缶。初代チップボックスもここまで来たか。

今日は Dan からお誘いがあったので Cosmo も呼んで King’s Cross の King Charles I で待ち合わせ。久し振り!(この瞬間、思っていた Dan と別の Dan だったことを知る)

到着が遅くなってしまったのでラストオーダー間際となってしまい瞬間 3 Pints。その後もう一件付いていき、イケイケな人々と交流する。地下室にはスーファミが置いてあってマリオやったり。曖昧な記憶ながら Cosmo と駅前でもう一缶飲んで帰宅。

6月22日 (日)
日曜日の朝は早い。ランチパックを作って Brick Lane へ12時に到着。橋の下は既に別の人がいたのでメイン通りにセッティング。暑いと言われていたが、モロな直射日光が眼にくる。

10年通い続けている路上から見えるものがある。賑わいを見せていた Brick Lane はすっかり下火となっているのか、暑過ぎて人が出歩かないのか。その中でも再会を祝う人々に出会えたり、ゆったりと時間を使って演奏できるのは楽しい。

17時ごろ、隣の 91 Living Room から爆音が流れ始めた。明らかに手練れのジャズフュージョン系で、落ち度の見つけようがない完璧といえる演奏。これこそ、ロンドンでの生存戦略が隠されていると感じさせてくれる。

同じタイミングでロンドンで日本食シェフを務める Shoulan と合流。Paulo, Peter, Hisashi と再会し、Teppei, Toli とBrick Lane の仲間たちが集結。Larry も到着し、#stdrums としてのバスキングはこの時間で終わりを意味している。

つまりここからは (演奏したければ) Larry のバスキングに合わせてジャムをするのだが、経験上難しかった Larry とのセッションがここまで上手くったのは正直驚いた。レパートリーはカバー曲だが、I want you back で人々が集まり、路上がダンスフロアーになるひととき…音楽を通じて人々が繋がり合う瞬間。

次々と差し入れてもらえる GUINNESS を持って街を見たり Larry のバスキングに参加したり自由な時間を繰り返して、21時ごろに Shoulan、Petar, Teppei とで The Pride of Spitalfields へ移動。オーナーの Kegoh も元気そう。GUINNESS は現在£6.5と結構な値上がりをみせていた。ロンドンでは一時深刻な GUINNESS 不足に見舞われていたらしく、GUINNESS 盗賊なんてものも現れていたらしい。

外では香水経営の男性と脳科学者という Ami と仲良くなり、様々な立場の人々がランダムな交流を見せている。人々がそれぞれ帰ったあと、残った GUINNESS を飲もうと店内で座るとニュージーランドからハネムーンで来たという団体と話し、知っているマオリ語で光の速さで仲良くなってしまい、1パイント追加公演。こうしてほぼフル奢りで過ごした充実の日曜日。バスに乗り、知らない駅まで寝過ごして26時ごろに帰宅。

それでは、続きはwebで。チーン。

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