METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Travel

20191010 Session at Moonlight Studio. Hangout in hostel. Sydney, Australia.

投稿日:2019年10月11日 更新日:

現時時刻8時頃、部屋をノックする音で目が覚めた。
今日はスタジオへ入る日と聞いていたのは確かだ。
開いた扉から覗くLaurenへスタジオの時間を伺う。
え?10時??

というわけで早速身支度。
用意してくれていたドラムキットを車に積み込む。
庭に出ると懐いているらしいお猫さま2匹がお出迎え。

プールあるねん。

9時前に家を出る。割と遠いスタジオなのだろう。
ふとLaurenのケータイの画面が目に入ると
…10時前だと?
そうか思い返せば、ブリスベンに到着して以来ケータイの時間変更はしておらず、
腕時計はサマータイム設定を忘れていた偶然が重なっていたのであった。
こうして非常に個人的な1時間のタイムリープを車内で済ませる。

今回の旅はスケジュールを殆ど把握していない。
ライヴは明日で、今日明日とスタジオに入る。
何故スタジオかというと、ライヴに向けてみっちり練習させてもらえる…
ではなく、彼女の仲間らとセッションして、それをライヴでやろうという計画だ。
その話し合い(チャット)には事前に参加していたので何となくわかってはいた。

到着したMoonlight Studioは老舗らしく
初期Beastie Boysも使用したことがあるとのこと。
気さくオブザイヤーのマスターJohnがお出迎え。

早速ドラムをセッティング。
やはり、ハイハットクラッチは死んでいた。
スネアもほぼ機能しない状態だったので、ストリートの12インチをメインに。
ペダルもスプリングがいかれていた。
この3つは「ドラムがある」と言われていても持ち込むべきものだとUKで教わった。
海外での経験は今に繋がっているのである。
タムやキックのヘッドは十分生きていて、シンバルは1枚ZildjianのProjection Crash。
一部削られているけど充分に鳴る。
結果的にダブルスネア・コンディションのキットとなった。

スタジオへ徐々に人が集まってくる。
それぞれのパートはこんな感じ…。

エイドン:ギター。ブルースロックが好き。対応力高い。超いいやつ。
ウァシュラ:歌・ラップ。対応力が高い。すげーいいやつ。
エリック:ベース・クラリネットとマルチプレイヤー。若い。優しい。いいやつ。
クリスティー:歌・コーラス。エフェクト掛けるのが好き。いいやつ。
ザック:バイオリン。遊び人みたいな立ち位置。いいやつ。
ルーベン:ラップ。セッションには参加しない模様。自分の曲の練習がしたい。超いいやつ。

これが果たして1日で纏まるのか…?
ひとまず好きに弾いて・歌ってもらいながら様子見。
明日のタイムテーブルの話もしながら…
何はともあれ異国で初めましての人たちと音を出せるのは楽しい。

17時頃まで音出しをして移動。
家に帰るのかと思ったら、途中ビーチに向かうのかと思いきや戻ったり…
明日のライヴに向けてホステルを予約しているらしく、その部屋でビール。
口が広い缶はいいアイディアね!初めて見た。

ガンガン入ってくるUr Sea.

しかしスタジオからだが、何を喋っているのかが全くわからない。
ロンドンはヨーロッパ圏各国の人々が集まり
共通言語として英語を使うため、様々な英語レベルが集まる結果理解がしやすい。
しかし英語を母国語として集まる人々の会話はレベルが高いというか、略語が物凄く多い。
この仲間たちは私の英語をやけに褒めてくれているが、20%くらいしか理解できていないのだよ。

とはいえ音出して、酒飲んでワイワイってのはどこでも同じである。
21時頃に解散して、僕はLaurenに迎えに来てもらう。
(皆で泊まるわけじゃ無かったこともこの瞬間に理解している)
「英語ができなくてもショックを受けない」というのも経験が生んでくれたメンタル。
マジで全然わからんよ。でも迎え入れてくれてるからOKなのだ。

そんなわけで帰宅。ケバブを夜食に用意してもらって早くも22時頃には就寝。
この状態で明日はライヴ。
一体、どうなってしまうのかー!(ガチンコファイトクラブ)

2019年9月27日(金) / 渋谷RUBY ROOM
【RICH FOREVER SEMINAR vol.7】

#STDRUMS
Bi-syu (河内大和×横井翔二郎)

OPEN -18:30 START -19:00
ADV -2000yen DOOR -2500yen
※オールスタンディング(立ち見)

◆入場者全員に特製CDプレゼント! (非売品)

チケット予約:
10月25日の20時よりスタート。
↓↓↓予約専用フォーム↓↓↓
https://www.rerure.com/blog2/rfs7_ticket
(※予約開始までアクセスできません)

それでは、続きはwebで。チーン。

ドラムレッスン受講生随時募集中!
あの曲を叩けるようになりたい。ドラムを叩いてストレス発散してみたい…
未経験・初心者の方大歓迎!
経験者の方にはお悩み相談、基礎・ルーディメンツから
ツーバスやブラストビートといった専門的な演奏方法まで幅広くお応えいたします。

新宿HILL VALLEY STUDIOにて1時間4000円。スタジオ使用料込みです!
僕の愛器を並べてドラムキット2台でレッスンできます。
まずは無料体験レッスンからどうぞ!
⬇⬇⬇詳しくは⬇⬇⬇
https://www.rerure.com/lessons.php

-Travel
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

20190615 #stdrums in Portobello Market. Earl’s Court. London, U.K.

11時頃に目覚める。 休息を求めているが、計画上ではやや寝過ぎてしまった。 荷物を持ってバスに乗る。Sainsburyでミールディールを買って電車へ。 思い返してみると週末日曜はBrick Laneに …

03/10/2023 : Busking in Highbury & Islington with NEW STUFF / Hangout with Axel / #STDRUMS U.K.TOUR 2023

各データのアップロードのため、パブにてコーヒー作業。頻発するこのムーブにそろそろ作戦名でも付けるとしよう。wi-fi にも関わらずデータのアップロードが完了できず四苦八苦するのがロンドン…

Busking for MANOWARRIORS at Brixton / Joel Sarakula at Hootananny / #STDRUMS U.K.TOUR 2025

MANOWAR のライヴ終わりに向けてのバスキング。屈強な戦士たちが頭を振りながら横切っている最中、曲間で「Other bands Play! 」「ウオオォォ〜」という通常ではまずあり得ないユナイトを実現。MANOWARRIORS は常に…

20210720 福岡・玄海島釣行編 〜RICH FOREVER TRIP 2021〜 #STDRUMS

福岡にて3日連続ライヴをこなし、本日はオフ。 午前中に起床し、地図を頼りに北のフェリー乗り場を目指す。 距離的には大したことないものの…道路が大きく、信号待ちが多かったな。 というわけでケイタくんと合 …

20171225 After the Show… Seattle to Tokyo – NECRONOMIDOL & ZEROSHIKI US West Coast Tour.

12月21日 ツアー日程を終えて野に放たれたZEROSHIKIメンバー。 Seattle, Greenwood Memorial ParkにあるJimi Hendrixのお墓へ。 数年前はもっとこぢん …

Archives