“bandcamp friday” 24時間限定配信。
本来残されない日々音楽の「瞬間」と、残された結果生まれる「過程」をログとして配信する【ブログ連動型】月刊オフィシャルブートレッグシリーズ。
ロンドンでの日々バスキングから生じたそれぞれのセッション。
YUKIO’s last night / First works with Julian / Congo food & jam with Mulele / #STDRUMS U.K.TOUR 2025
イントロは Julian (Rainbow Conspiracy) のスタジオで録音したドラムをチョップして送ってもらったデモ音源。ここから我々の作業は始まる。
UKツアー中の 3x4xS とロンドンで合流してのセッション。三味線・チェロという異文化と伝統が混ざり合う一コマ。過酷なスケジュールのなか折り合いを付けてくれた2人に感謝。売り上げは全てGUINNESS へと消えて行ったのはいうまでもない。
Brick Lane での双方バスキングを経て知り合ったギタリスト Matias とは3日分のセッションをそれぞれ収録。初めての出会いから、ルーパー・エフェクターを用いて演奏の幅を深めていく。お互いを理解し始めていく経過が見られるのも “記録” の面白いところ。Matias のギターからは水でも液体でもなく「海」を感じる。
忘れたハイハットが鍵となった月曜日 / Works with Loner and Freddy / #STDRUMS U.K.TOUR 2025
そして FREDDY FORBIDDEN, Loner Muaka とのセッションはエアコンが故障したスタジオで2時間の録音データを切り取り3テイク、曲数にして7曲を収録。ループを瞬時に汲み取り言葉を生み出す FREDDY を追従してLoner のダークノイズが炸裂する。このセッションでハイハットをスタジオに忘れてしまったのをきっかけに、翌日レコーディングへの参加ができた思い出深い夜。
気付けばもう8月。膨大な録音データの編集をしていればロンドンの短い夏は過ぎ去り、ブログの更新も間に合わないままの【STLOG】でした。手数料なしで直接アーティストへ還元される “bandcamp Friday” をきっかけに始まった毎月初金曜日の24時間限定公開音源 “STLOG” は、日本時間8月2日16時まで無料公開中。経済的に余裕がある方は投げ銭頂けますと大変ありがたいです。「音質」でも「クオリティ」でもない、質感と瞬間をお楽しみください。
それでは、続きはwebで。チーン。