METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Daily

THREE DAYS IMPRESSION: “DRUMSHED SPECIAL 10” 〜東京を弾む夜編 20211211〜

投稿日:2021年12月12日 更新日:

昨夜は NONMALT + タテタカコ のツーマンでDJを担当。
回想と共に11日 土曜日を始める。

昨日流した Poly Rythomo のbandcamp リンクをウエダテツヤへ送る。
すると上々のリアクションで、今日もやりますか?と。
急遽 DJ #UkORIGINAL の出動となり、持てる範囲での選盤をして渋谷へ。
折り合いが付いてレコード屋を軽く覗きに行くことに。

レコードは数枚入手。
今日の DJ にも使える可能性があるのも面白い。
右ポケットを冷やして食事をしていると、明日のイベントに関しての連絡。

元々は【SMASH YOUR FACE のTシャツを着てくれば入場無料】だった。
有無を言わさぬ、急遽の全員入場無料。
最高だ。
この勢いに満ち溢れた計らいは気持ちを物凄く前向きにさせてくれる。
明日の成功が既に約束されたため、開場時間ギリギリに両国SUNRIZE へ到着。

“DRUMSHED SPECIAL 10”
昨夜に続きウエダテツヤ主催のドラムセッションイベント。
ウエダツーデイズとなる私は二夜連続でDJ を楽しませてもらっている。
ブースに板付きとなるので、自由が若干効かなくなるのはあるな…。

このイベントはただのドラムセッション会とは一味違う。
ホストベース 笠原佑介さんが常にステージにおり、グルーヴやリズムをコントロール。
ドラマーでもある瀬尾さんのMCが笑いと盛り上がりを付随させていく。
会場のボルテージを第一優先にしているのため『テクニック自慢』に陥らない。

何はともあれ、笠原さんが本当に凄いんだ。
まずセットは50分 × 4本、計200分も弾き通す計算。
ベース1本にも関わらず『ドラムと絡むことでの旨味あるフレーズ』が矢継ぎ早に出てくる。
ドラマーを煽り引っ張り、ときに気にせず手放すことでメリハリが付く。
このバランス感覚が本当に見事で、終始全体を見回しながらの演奏。
3rd SET からの飛び入り歓迎も、笠原さんが居ることで成り立っているのだろう。

夜更けに連れて次第にオーディエンス・ドラマーも集まってくる。
この日はウエダテツヤのイベント開催の真価を味わった夜であった。
基本的にホストとして自由にやらせながら、重要な局面では演奏者として出演。
常に頃合いを見計らい、ラウンドガールひとみさん・ポールダンスNoraさんを送る。
(ひとみさんの存在としてのグルーヴも見事すぎた…。)
ここぞというときにテキーラが演奏されたり、シンガーとの即興が生まれたり。
支えながらイベント全体を転がしていく様は、まさしくドラマーらしい作り方だ。

バーカウンターへお酒を買いに行き、ふとステージを覗いたとき。
会場そのものがとんでもなく『良い空間』となっていた。
この時間がずっと続けばいいと思う、ポジティヴに満ち溢れたあの感覚。
遊び場を焦らず、熟成させて作ってきた結果の賜物。
気付けば参加者全員に『叩きたい』と意欲を持たせられるのはそう簡単なことじゃない。

リンちゃんはテキーラを飲むことでセッションしていた。流石やな…。
JAPANの飛び入りドラムもクリエイティビティに満ち溢れている。
Chinくんの飛び入り Garageband DJも最高だったなぁ。

終盤には荒々しい瞬間も垣間見えたが、それもまた自由の1つ。
『荒れている=ストレス』と自動解釈しないことも『自由な空間』には大切。

少し個人的な話。
ソロでの制作を続けているうちに、気付けば視野が狭くなっていたようだ。
人と音楽を演奏する楽しみを思い出させてくれた。
社会とは無縁、孤独に闘い続けてきたが、疑わなくていい仲間が沢山いる。

似たもの同士の友人を集めて音楽の話をしていれば、新しい友人が増える。
違うもの同士を掛け合わせる私のイベントスタンスとはまた別の、大変よい刺激。
共有する楽しさは、12月5日に友達たちと行った KING CRIMSON も教えてくれていた。
昨夜感じた『東京』への答えが DRUMSHED SPECIAL 10 に在った。
今後のイベント開催意欲にも繋がる、無敵の夜でした。

最後に。
本当に全出演ドラマー素晴らしかったが、特に覚えているドラマーを記録したい。

TUMA銃ゴロウ
相手に合わせなければならないという概念から外れている。
これは本人がリズム感を持っている故であり、ズレているとは似て非なるもの。
結果、お互いが好きなリズムを取ることで新しい世界を知ることができた。

ナオさん
序盤『破壊活動』と揶揄された演奏スタイルだったが、実はドラムソロの構築。
座った瞬間から、流れに合わせて自分が持っている物語を披露。
全くブレないナオさんの凄さは後半の灼熱な盛り上がりが証明していた。

塚本剛彦
彼が高校生くらいの頃から知っているドラマー。
単独でのソロタイムの爆発力は圧倒的だった。
その煽りをあのタイミングで仕掛けた瀬尾さんがこれまた凄い。

MAKOTO USA
最初おちゃらけキャラのような振る舞いで、掴みどころのないような印象だった。
しかし実は超真摯な演奏家で、後半になるにつれその真価を発揮。
ご自身の中でストーリーを予め構築してきていたのであった。やられた!

瀬尾雄一郎
ホストMCであるが、そのドラミングも本当に素晴らしい。
オープンハンドという特殊なプレイスタイルだが、フレーズのアイディアが白眉。
まさにMCのような自由で直感的な発想が次々に出てくる玉手箱スタイル。

ウエダテツヤ
この出演陣を集めた日本人初のアメリカ人。(by 瀬尾雄一郎)
ビッグ・リスペクト!

狂熱の夜を経て、約束された町田へ続く。

RICH FOREVER TRADITION 2021 開催決定!#STDRUMS + Bi-syu (河内大和×横井翔二郎) ドラムソロ×即興朗読ツーマンライヴ

それでは、続きはwebで。チーン。

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