METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Travel

20191009 Brisbane to Sydney(but missing flight). Them home.

投稿日:2019年10月10日 更新日:

計画的行動に付きまとう様々な予定外を乗り越え
旅先での度重なる出会いに身を委ねながら
QANTAS航空で日本を飛び越え南半球へ向かっている。

序盤結構な勢いで飲みまくり
いい浮遊感が出てきたところで「仕事」に取り掛かる。
9月末に某地下倉庫で録音したデータの編集だ。
絶対に時間が掛かるものは飛行機移動で作業するのが吉。
しかし意外とスムーズに工程は進み2時間ほどで終了。
どんな仕事も機内では「いかに時間が潰せたか」が満足度に比例する。

自分の英語力を確かめるべく、実写版のAladdinを鑑賞。
英語だが英語字幕もあればイケるんじゃないか。ディズニーだし。
…全然ダメだ。ウィルスミスがちょっと喋っただけでアウト。
英語で見る→巻き戻して吹き替えで答え合わせをしばし繰り返す。
吹き替えというのは結構ニュアンスだけなんだな。
歌の部分も日本語にできるのだから凄い。当然ながら結構めちゃくちゃ。
なので最終的にストーリーは吹き替え・歌の部分は英語に切り替えて
ニュアンスを受け取る方法を取った。
いいのだ。いかに時間が潰せるかが重要だからな…。
…それにしてもこんないい話だったっけね。
ジャファーの「宇宙一最強にしろ」という願い
→ジーニーを越えちゃうからランプに閉じ込められちゃうトンチ。
アラジン側の3つ目の願いごとを「ジーニーを自由にする」で使ってしまったが、
王様の後継がジャスミンになり、国王は法律を変えられる→平民のアラジンと結婚。
数分前に願いごとで提案されていた「法律も変えられるぞ」伏線の回収。
よくできている…流石ウォルトディズニー。
そして其々作品の古さに驚くばかり…アリスとか1952年なのかよ…。
ロビンフットが1973年でプログレを感じた人も多いだろう。(いない)

そんなわけで完全に寝るタイミングを失い、現地時間午前6時頃にブリスベンへ到着。
到着ギリギリになって「食べ物の検閲がとても厳しい」という話を聞く。
UKと同じく入国に際して一筆必要なのだが
よく見ると確かに「ナッツ・魚介類」といった項目があった。
お土産にあたりめや柿の種などを持っていたので、税関で妙なことにならないといいが…。
リサさん曰く「正確に申告すれば問題ない」とのことらしい。

その証拠に、トランジットにも関わらず一度預け荷物を回収するのだそうだ。
嫌な予感が交錯する。スーツケースを開けられたら面倒なことになるぞ。
(※ドラムが入っているからで、やましいモノを所持しているなどではない。)

まずは入国審査。
入国に必要な”ETAS”を事前に申請しての自動ゲート制。
USAとの違いは対面での審査がないところ。

だが、さきの理由により税関を通過するまでは結構な混雑具合。
乗り換えの飛行機は7時過ぎ。時間はあるとは言えない…。
見ると、ストレートに出られる人と、荷物チェックへ向かう2種類の道があるらしい。
私は…やはり荷物チェックか。虚偽ない申告をしてしまっているからだ。
このあと、どうなってしまうのか!(ガチンコファイトクラブ)

「タベモノ?」
「イェス。アタリメ ト カキノタネ ダヨ」
「ハーイ、オッケー」

終了。
ドキドキさせやがって…。
余程特殊な場合でない限り荷物を開けられるなどは無さそうだ。

こうして無事にブリスベン空港のラウンジに出る。
リサさんにもお礼を言って、乗り継ぎゲートはどこだ…?
こちらもなかなかの混み様。レーンが2つあってよくわからない。
並んでいると、ふと時計を見る。
受付終了10分前…だと…?
前の男性に先に入れてくれと交渉すると

彼も同じ便らしい。OH…。
一体、どうなってしまうのか!

間に合いませんでした。
なんてこった。
前の男性は大丈夫そうなそぶりを見せていたんだがな…。
次のフライトは10時。
3時間ほど潰す羽目になってしまった。

お陰様でJakub Żytecki御一行と再会。
ヘヴィメタルコミュニケーションを交わして別れる。
シドニーでの彼らのライヴに行けることになった。
これだから旅は面白い。

考えてみればパソコンもある。電源も発見。
2〜3時間を持て余すなど容易なことだ。

こうして時間になり、空港を結ぶバスを使って搭乗ゲートへ。
(思い返してみれば追加料金などの話にならなったのが幸い)
少し遅れながらも機内へ。
オーストラリア内を繋ぐ飛行機はLCC系の小ぶりなもので
ドリンクやフードも出るわけではないらしい。
残念ながら乗り心地もいいとは言えず
ここで取り返そうと思っていた睡眠も取ることはできずに終わった。

現地時間12時頃、シドニーへ到着。
空から見ると海が近いことがよくわかる。

荷物を受け取り、外に出たあとに気付く。
入国審査も、税関も、無いだと…?
一度入国してしまえばあとは良いのか。

無事だ。
ETAS等申請もあり、入国時に何かあるかと危惧していたが
結果はUKよりも緩い印象を受けた。
ああよかった。安堵安堵。あとは自分の仕事をこなすまで。

天候は快晴ながらも、気温はやや肌寒い。
そして其々乗り物に乗って気付いたのだが、冷房がどこも強い。
日本を出る直前に上着を忘れていたのを思い出してよかった。

13時過ぎにLaurenが迎えにきてくれた。
今回の旅を計画してくれた1人。
歌舞伎町PSYで出会い、前回日本に来たときはHEREのライヴも見ている。
そのとき「オーストラリアツアーやろうぜ!」なんて言っていたら
現実となってしまったのが今回の始まり。
なので、実は私もスケジュールを全然把握していない。
むしろ「よくわからんがとりあえず来た」みたいなやつ。ええやろ。たまには。

車で数十分(運転は内外共になかなかグランジしている)
家に到着。
めっちゃ広いやん。めっちゃ綺麗やん。プールあるやん。
想像している生活と全然違った…。
ゲストルームもちゃんと用意されていて至れり尽くせり。

ブリスベンまでの飛行機で出たフルーツ以外を食べていなかったため
簡単なサンドイッチを作ってもらう。美味い。飲み物はペプシ。うーむガイコク。
流石に身体も疲れていて一旦仮眠…。

気付けば17時過ぎ。
起きるともう1人の首謀者Adamと再会。
早速スーパーマーケットへ向かう。

予想はしていたが道も建物も全てがでかい。
USAで衝撃を受けたので知っている景色とはいえ、天井が高い。

そしてオーストラリアは物価が高い。
ビールは1本平均で$4〜5。
経済が回っている証拠でもある。バイトの最低時給も$20くらいなのだそう。
SAPPORO BEERを箱買いして帰宅。

こうして手作りピザをおもてなししてくれて乾杯。
メーカーこそSAPPOROだが製造はオーストラリア。
若干フルーティーで美味しい。もはや別物なのがよい。
ここぞとばかりに食べまくる。

Adamは大のカーマニアで、
日本に来たときも高円寺のバイク好きが集まるバーに行っていたくらい。
そして愛車はハチロク!赤色なんてあるんだな…。
HERE三橋氏曰く日本でもハチロクは相当高価なのだとか。

エンジンも改造している完全にレース仕様なのだそう。
I’m going TOUGEなんて言っちゃうんだから頭文字Dが過ぎるぜ。

そんなこんなでまだまだ身体には睡眠が足りなかった模様。
睡魔も再び訪れベッドへ。
ひとまず再確認できたのは、LaurenやAdamの英語が全然わからねぇってことだ。
なんというか、手加減がない。フルボッコの旅は始まったばかり…。

2019年9月27日(金) / 渋谷RUBY ROOM
【RICH FOREVER SEMINAR vol.7】

#STDRUMS
Bi-syu (河内大和×横井翔二郎)

OPEN -18:30 START -19:00
ADV -2000yen DOOR -2500yen
※オールスタンディング(立ち見)

◆入場者全員に特製CDプレゼント! (非売品)

チケット予約:
10月25日の20時よりスタート。
↓↓↓予約専用フォーム↓↓↓
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(※予約開始までアクセスできません)

それでは、続きはwebで。チーン。

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