METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Travel

Bump into SUBJECT 13 / TIM SCANLAN play on THE OLD DISPENSARY / #STDRUMS U.K. TOUR 2025

投稿日:2025年8月24日 更新日:

8月21日 (木)
曖昧な記憶。LIDLの果物をキメまくり、企画の準備を進める。特段理由もなく、Ferrish 邸に来てからパンを買っていない。

木曜日なのでイーストロンドンでバスキングをしてからThe Jago に行くプランを持っていた。しかし最近のHighbury や Dalston はどうも反応が薄いのもあり決めあぐねていると、Artiom から今日のライヴ情報が届く。家のすぐ近くじゃん。というわけで自転車で Planet Wax へ到着。DJブースを併設したレコードショップがこんな近所にあったのか。

ジャングル・ドラムンベースのイベント?で、音響は完璧とは言えないものの規模感が非常にいい。知った顔もいないのでゆったり過ごす。やはり同業者も多く、プロデューサーのヒルトン、出演者の兄弟、ビールを奢ってくれたキロン (アイリッシュネームだがイギリス人)、名前は全て追いつかない。

22時過ぎに体格のいい男… SUBJECT 13 と初対面。LTJ BUKEM (Good Looking) のコンピレーション “EARTH” への参加や、今年は R&S からアルバムをリリースするプロデューサー。落ち着きのある喋り口で話を聞いてくれる。今日のイベントはB2B で、SUBJECT 13 はラストに女性DJ と登場。フェーダーで大胆に曲をカットしていくオールドスクールな手法が質感とマッチしていく。あっという間の1時間。

帰宅して今日の邂逅を祝う。という名目で昨日と同じレシピ。よい夜だった。


8月22日 (金)

【RICH FOREVER SEMINAR vol.9re】企画詳細を発表しました。

12月12日(金) 渋谷RUBY ROOM【RICH FOREVER SEMINAR vol.9re】開催! 〜RFSとは?〜

2020年…イベントとして一歩一歩を積み上げてきた【RICH FOREVER SEMINAR】は世情によって中止を余儀なくされた。きっと表舞台に立つ “全人類” が経験した「計画の総崩れ」は例外なくこの身にも訪れ、ツアーに奔走するのはブログやアルバムに記載している通り。5年の歳月を経て、the band apart とのツーマンライヴ “vol.9” を遂に開催。「このバンドがここでやるの?」がリッチフォーエバーセミナーです。機材転換ライヴ 〜 SWITCH STAGE THEME 〜 はドラマー Violent Chemical が “ビートライヴ” を敢行。チケット売り切れ必至!よろしくお願いします。

ご飯を炊いたら暫くはフライドライス。週末ということで Brixton へ向かう。連敗していたが今日は無事にメインスポットを確保できた。今日は Brixton らしいミックスされたGood vibes で3時間ほど演奏。このストリートとも付き合いが長くなってきたのだと不意に脳裏をよぎる。

バスで一度帰宅し、フルーツで胃を満たして22時に自転車で Shorditch High Street にて Artiom と合流。本当は今日こそがメインイベント、BASING HOUSE へ到着。(セキュリティーがめちゃいい人) エントランスで SUBJECT 13 と再会。屋上の喫煙所で Artiom と話す。様々なイベント情報を持っている音楽好きかと思いきや、実はブレイク・ロボットダンスの当時ワールドチャンピョンだったらしく、その後ドラムンベースに出会って DJ・プロデューサーに転向したらしい。有名に「なってしまった」ため、表現以外の付随物に嫌気がさしてしまった。元々「好き」で追求した結果なのに、継続とは本当に難しい。

NOOKIEをはじめ、METALHEADSからのリリースや昨日のDJたちも集まり終始ジャングル&DnB! Thou, Max たちのグループと仲良くなりあっという間に終演の朝4時。自転車最高。

8月23日 (土)
曖昧な記憶。ZURITO Javi と Teresa から連絡があり、夜に The Old Dispensary へ。Tim Scanlan、マナさんとは初対面。ZURITO と共に長年にわたりバスキングライフを重ねる彼らのライヴで The Old Dispensary とは最高のロケーションである。

バスキングでの路上パフォーマンスをそのまま会場に持ち込むと何が発生するか…フロアから見られる機会も個人的に貴重。足元にはタップボードとエフェクター、ピックの手元にはシェーカー。「アリものでなんとかしてしまう」のがストリート。途中 Daft Punk のカバーも入り、アイリッシュ音楽を基軸にしたサイケデリック・コズミックサウンド!私が日々感じる「なぜそのパフォーマンスをストリートでおこなうのか」彼らの演奏は完全なストリートであり、日常として出ている音。その一部を受け取り「特別な瞬間」を生み出してくれる。

終演後近所のパブに向かうと、サンジャック!数年前Windmill で出会ってそのまま家についていったおじさんと再会。あの日のことを彼もよく覚えていてくれた。Tim、マナさんと外で缶GUINNESS して解散。

それでは、続きはwebで。チーン。

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