METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Travel

Dash to the MANNEGLASS / #STDRUMS U.K. TOUR 2025

投稿日:2025年9月27日 更新日:

9月22日 (月)
回収の日。旅行中のOllie から自転車を借りているためBrick Lane からセントラルへ向かいCosmo 邸に預けていた荷物を回収。ウインドブレーカーが見つからない。時間もあったためこの足で Harringay に到着。次のsublet 先として The Jago で出会ったDrew の居住地を借りられることとなった。しかし日程に変更があり、10月21日までの滞在…またこの先の家を探さなければならないことに杞憂していた直後…家について連絡を取っていた仲間から「10月22日から空きがある」という連絡。完璧なコンボとなり、家の件はなんとか落ち着きを見せてくれる予感。Dalston のALDI に寄って約20km の旅を終える。スーツケースを修繕しながら豚肉ステーキ。皮も残っているため独特の匂いがある。

11月19日ノルウェー・オスロにて “MANNEGLASS FES” 遂に発表。ハイハットクラッチから始まった我々の出会いはWhy Kai とのジャパンツアーを経て、とうとう母国ノルウェーでのフェスへと繋がった。FIEH アカウントから自分の顔をシェアされる日が来るとは。

9月23日 (火)
SummerHouse Studio へ向かう。エディットとミックスの違い→Ravi からの提案を経て、欲しい部品と整理したい部分をまとめて完成を目指す。「グリッドのエディット画面が苦手」ということで服を被るRavi。そしてついにミックスを完了。今の我々にできる地点に辿り着くことができた。遠回りではあるが、出会いを大切にしていくのがストリートのやり方だと思っている。乗り換えをミスしまくった前回を経てスムーズに帰宅。

9月24日 (水)
回収の日 pt.2。夕方にNew Cross Gate からFerrish 邸へ向かい残していた荷物の回収。しかしウインドブレーカーが見つからない。この足でKing’s Cross へ向かいバスキング。遠くからバンドの音が聞こえると思っていたら21時にセキュリティーが来て終了。恐らくバンドにあった苦情の流れ弾を食らったかと思われるが、King’s Cross で苦情が入るようになるとは。テクノロジー・スマホの発展で視野が狭まったいま、世界が「日本化」しようとしているのではないかと感じる。

9月25日 (木)
Ferrish 邸に届いていたのは現在アイルランドに住むZURITO – Javi から送られてきたカードリーダー。使うにはUK での銀行アカウントが必須なわけだが、全てを借りることで遂にカードリーダーが使えるようになった。しかし、調べてみると “Zettle” ではオートタップ機能が使えず、金額の指定などはQR コードでのリンクが必要…それでは現状と変わらない。カードリーダーへの道は遠い。CD も送ってくれてありがとう!

中村まり子先生滞在最終日ということで、具材を作ってパンを買ってHackney の公園にてチル。Dean, Ollivia も参加してくれて中心部からDalston の方へと動き、連絡が取れなかったLoner から家の前で電話が掛かり急遽合流。ここから加速し Shacklewell Arms に気付けば到着。ブレるDean くらいに酔っ払いジャーニー帰宅。久し振りのオフでたくさん遊んだ木曜日。

9月26日 (金)
大家さん立ち入り点検があるとのことで昼過ぎに Brick Lane 宅を出て近所徘徊。そのまままり子先生を駅まで見送り任務完了。Allen Gardens を通ると7月のFive Points Jam を思い出した。ロンドンでの特別な日々は、日常の一部として扱われ始めている。家に戻りランチボックスを作って再度King’s Cross。金曜日の夜だが反応は非常に少ない。夏が終わり人々のvibes 全体が降下するのが9月か。

21時前に切り上げてバスで北上、”MAP Studio Cafe” へ到着。MANNEGLASS ファミリー、我々の出会いの拠点Ola を発見。ノルウェーから “NEEDLEPOINTS” のライヴ。開演直前から「なんていうんだっけ?」とギター Bjorn からグラスを指されて言われる。MANNEGLASS。幾多のバンドで活躍する Ola だが、音が始まるとまさかの超プログレ。それも Caravan, Camel 辺りのカンタベリーサウンドの美味しいところが続く濃厚さ。急展開・インタープレー・6/8の哀愁を余すところなく発揮して満腹。Ola のドラムは軽いタッチでありながら細かく鋭い。ノルウェーらしい知性とロックが詰まった1時間。

Kai と同じ学校に通っていたという女性や、Bjorn たちとも仲良くなれてバーをはしごして気付けば深夜。傷みかけていた豚・鶏肉を纏めてトマト缶で煮詰めたシチューが強烈に美味くて就寝。”MANNEGLASS FES” に向けてのいい助走となった。

それでは、続きはwebで。チーン。

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