#stdrums Daily

20210618 #STDRUMS + Violent Chemical 〜RICH BUDDIES vol.6〜 渋谷RUBY ROOM ▶︎▶︎▶︎【当面イベント休止のお知らせ】

投稿日:2021年6月19日 更新日:

私は沸々と燃えていた。

2021年6月。
居酒屋・映画館・カラオケ、そしてライヴハウス・ダンスクラブ。
東京都はアルコールの提供をさせない措置を各飲食店へ要請。
満員電車やオフィス内といったビジネスフェイスの場所で菌は息を潜めるようだ。
更に夜行性であると伺え、飲食店の営業時間は夜8時まで。
研究結果による裏付けは公表される筈もない。
8時には帰るという、蛙のイラストを掲げることが充分な対策らしい。
こんなにも平和を感じられる国も珍しいが、これが幸せとは断じて思わない。

18日。
荷物も適量に渋谷RUBY ROOMへ到着。
何度と見てきた会場入りの光景。
手馴れてきたセッティングを進行する。
予定されていたより30分早い開演時間となった本日、金曜日。
私にできることはなんだろうか。

ノーアルコール。
ノートーク。
ノーディレイ。
持ち込むな、喋るな、走るな。
相手は小学生かね?小学生の皆さんに失礼だ。

「こんな世情だから仕方ない」
心優しいオーディエンスの皆さまは、気にせず入場料を支払ってくれるだろう。
この妥協こそが、結果的に出鱈目極まりない現世情を肯定してしまうことになる。
現状況下での過度なポジティヴィティは、こういった同調リスクが伴ってしまう。

平日でも開演時間には間に合い、飲食しながら自由に音楽を聴ける空間の提供。
私がイベントで金銭を取るための一番簡単かつ最低条件である。

完全入場無料とし、投げ銭の全額をRUBY ROOMヘ寄付する方針に切り替えた。
ドリンク代すらも取らずに、寄り道した渋谷の扉を開ければ音楽が鳴っている。
応援という形の物販購入も不要。
集まった人々の気持ちを会場へ直接託せるのであれば開催の意味がある。

“Violent Chemical” は世間の混沌そのものを表現しているように感じた。
キックに繋いだエフェクターを経て、ベースアンプからノイズの洪水が溢れ出る。
直線的に鋭く、突発的な発想で予想と意外性を反復するドラミング。
無益な影響をされず、自分の世界を貫いてくれる男が出す爆撃音は心地がいい。

#STDRUMS も些か実験要素を増やしての演奏。
挑戦を続けるエッジの効いたドラムを聴いたあとであれば尚更。
完全入場無料も功を奏してか、気付けばフロアもいい賑わいに。
今だからこそ、人が気軽に集まれる場所を作りたいという希望が叶いました。

集まった延べ人数から想像を遥かに超える金額となった。
駆け付けて募金してくださった皆さま、本当にありがとう御座います。
会場へ直接託し【RICH BUDDIES vol.6】は役目を終えた。
ノーギャラを快諾してくれた “Violent Chemical” へは頭が上がらない。
金額の波はあれども自主イベントでギャランティを支払えないことはなかった。
【RICH FOREVER SEMINAR】から始まって、一度たりともだ。
混沌エンタメ空間へ出演してくれた感謝を可視化した1つがギャランティである。
支払えないという事実が本当に悔しい。
この2人だから実現可能な、新しい発信方法も多分に模索していたので尚更。

ドラムソロ・ツーマンイベント。
【RICH BUDDIES】
世情に応じて、出来得る範囲として昨年12月から毎月開催してきた。
信頼するドラマー達が、今できる最高のパフォーマンスを魅せてくれた。
だが、サイコロで決めるレベルでルールをころころ変えて振り回す政府官僚。
『無意味』こそが最大のサイン。
意地になってでも開催する価値は、もう見出せない。
これにて一旦終了です。

企画として別の方針・やり方で動いていきます。
再開は、せめて金銭をお客さまから取れる最低限の条件が揃ったとき。
即ち、人としての日常を過ごせるようになったとき。
無能以下の政策が機能を止めたとき、またお会いできれば嬉しいです。

街は路上で缶ビールやチューハイを飲み交わす人々で溢れ返っている。
本当に無価値で非現実的な政策だ。
私は個人的な理由を全力で肯定し、同調と惰性を心底否定する。
個々の意思と見解が、それぞれ認め合える世界にせめてなりますよう。
【RICH BUDDIES】
各6回の開催、ご来場ありがとう御座いました。

—–

イベントを終えてPAフクちゃんのお宅へお邪魔した翌日。
全ての偶然が重なり有意義な時間を過ごした。
この日の柔軟性と発想を、個人的記録として残しておく。
諸々の破片は、いつか形になることでしょう。

それでは、続きはwebで。チーン。


-#stdrums, Daily
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

関連記事

/ eggman / NEPO / HIGH / SUNRIZE / それぞれの記憶と12月

RICH BUDDIES JAPAN TOUR 2022 を終えてひと段落。その筈だった動きは1本の連絡によって大きく変わってしまった。ブログも先延ばしを余儀なくされ、このように12月の出来事は纏めざ …

ロバートフリップ風日記③ カクシンハン【薔薇戦争】

2019年7月28日(日) (この日も自宅から始まる) 9:15 起床。 9:25 コーヒー。 9:35 練習。 10:06 朝食。カレー。ゆで卵。 10:23 ブログ。 10:42 自転車のギア調整 …

20210428【平沢進+会人(EJIN) 24曼荼羅(不死MANDALA)】〜大阪フェスティバルホール初日〜

28日・水曜日。 裁縫のお陰で昨夜は飲み過ぎを回避し、目覚めはよい。 必要な荷物を持って集合。 車で会場へと移動する。 裏口からフェスティバルホールの舞台袖へ。 この場所で既に世間のライヴハウスより広 …

『不要が豊かさを生む』#STDRUMS – CATFORD (Live at Sumiyoshi Shrine) ワンカット録音撮影の裏話。

わたしは「収録されてしまったハプニング」を好む。プレッシャーを感じながら身体をリラックスさせて、ごまかしが効かない状態は『替えが効かない本人』をそのまま映すことができる…

20170930 NECRONOMIDOL in LIQUIDROOM. Ebisu, Tokyo.

9月27日、夜10時頃。 英国から無事日本へ帰ってきた。 今回のツアーは2日〜5日の大阪から始まり その足でスペインへ向かうタイトなものであった。 …まだツアーは終わっちゃいない。 29日にリハーサル …

Archives

SUBSCRIBE

ブログ更新通知をメール・RSSで受け取る。


 

【info@rerure.com】からのメールを受信できるよう設定してください。新着記事はRSSで購読もできます。

Embed