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20220223 #STDRUMS + FLOATERS + ニューグリフィンズ + Trikorona + おつゆ + 刑鉄 + Poison Arts 〜Charmer’s FEST〜 西横浜El Puente

投稿日:2022年2月24日 更新日:

ライヴがあればブログが更新される。
当サイトに伝わる古からの噂話だ。
G.Garage///『リチャード三世』を経て2月。
壮絶なロスに見舞われた男は部屋の改造に没頭していた。
いよいよこれ以上レコードが棚に入らなくなり、ラック増設を余儀なくされていたのだ。

そのスペースを確保するためにはCDを減らさなければならない。
好きなものを天秤に掛けるのは非常に心苦しいが、レコードのためならば仕方ない。
「レコードでも持っているけどCDではもう聴かないもの」が選定基準。
例えば The Beatles は全てレコードで持っているけど、White Album だけは残しとこうとか。
寝るときに聴かないもの、ということにもなる。

中には高校生の頃買ったCDもあり。
モノとはいまこのタイミングに自分の手元へあるだけで、受け継がれていくもの。
数百枚の魂たちへ「また会おう」と伝えて封をした。
アスタラヴィスタ・ベイビー。

鈴木彰紀にお付き合いいただきソファーも新調したり、実際に部屋がグレードアップ。
実はとある文章制作をずっと進めていて、そのために多くの時間を充ててもいる。
こちらに関しては近日発表できる内容なのでお楽しみに。
なんだかブログの書き方も少し変化が生まれている気がする。
そんな鶏皮串職人レルレにもライヴが近付いていた。

2月23日、祝日。
ゲイリーブルッカーの訃報を受けて思い入れ深いシンガーだったことを再確認する。
初めてバスキングでロンドンへ行った7年前の10月、偶然 Procol Harum のライヴがあった。
ファンリクエストのセットリスト&フルオーケストラの公演ということでチケットは既に完売。
ダメ元で当日券を買いに行ったところ「悪い席ならあるけどいい?」と念を押されながら購入。
それがまさかの最前列で、なるほど確かに近過ぎるけどバンドが見たいのでむしろ大歓迎。
「感動は一線を越えると恐怖に変わる」という体験を初めてしたライヴだった。
https://www.rerure.com/blog/diary.cgi?no=399
何故スティックとセットリストが手元にあるのかは↑の過去ブログをどうぞ。
(そういえばBBCラジオの収録も入っていたんだっけか。)

Exotic Birds and Fruit を耳元に、14時ジャストに西横浜 El Puenteへ到着。
リハーサルが無い今日のイベントは到着と共に “おつゆ” で始まった。
AC/DCも小さく見える大団円感に満たされ、以降の出演はアフターパーティーとなる。

“CHARMER’S FEST”
FLOATERS による年間イベントで、去年は5日間に渡る開催だったそう。
昨今の世情により今年は1日のみとなっての、この出演陣。
(“Veritas Conc. 75” は残念ながら出演キャンセル。)
2番目にはファストなビートと独特なシンガーが魅力の “Trikorona”。
3番目にギターとDJによるAC/DCマッシュアップバンド “刑鉄”。
ターンテーブルを巧みにコントールし、サンプラーを組み合わせてビートを生み出す。
『AC/DC なんだから曲はよくて当然』
楽そうに見えて高いハードルを乗りこなし、ちゃんとカッコよく仕上がるのだから凄い。
Whole Lotta Roise のミックスでは感動すら覚えた。

4番目にスラッジーな低音を帯びて突き進む “FLOATERS”。
スリーピースである意味があるバランスのバンドだ。
#STDRUMS は5番手。
前回12月の対バンでもFLOATERS の次だったので質感の予習はバッチリ。
辿り返すと2018年の1月以来、4年ぶりの出演だったようだ。
前回は銀色のドラムキットだったのを覚えている。

サウンドチェックがない時間組のなか、大晦日以来の転換作業。
終演時間を気にしなければならないため自然と急ぎ足になる。
セッティング終了と同時にライヴを始めてしまったのが運の尽きか。
最も激しい演奏の曲中にペダルがキックから外れてしまった。
大晦日の悪夢の再来である。
次までにペダルのカム部分の見直しを心に決めて、ヘッドを脚で直接蹴る。
私の「蹴り」が弱いのか、マイキングのないハコでは通用しないのか。
サイドスネアはサイズが1周り小さく持参したリングミュートが乗らない。
新たに考案したスプラッシュシンバルのスタックも充分なフィードバックがあった。
こういうハコで鳴る音こそが真実なのである。

祭典は終わらない。
ギターヴォーカル・ドラムの2人組 “ニューグリフィンズ”。
ヒロさんから激推しされていたバンド。
FLOARTERS ジュンさんも「久し振りに観れるなぁ〜」とワクワクなご様子。
その期待は開始数秒で現実となった。
ドラムフレーズのオリジナリティ、自由奔放でありながらタイトなリズム。
元々ベーシストだという慎太郎さんの鋭いギターが噛み合わさり音が広がっていく。
優しい伝え方の内側にしっかりと意志と主張を孕むヴォーカル。
また素晴らしいバンドを知ってしまった。

この流れでトリが “Poison Arts” なんだから凄い日だ。
ベース、モーリーさんの荒々しさが間近で体感できるのもこういったハコならでは。
柱とフィギュアの箱の場所が絶妙で撮影画角がエラくカッコいいことになっていた笑。

ご覧の通り、この振れ幅のラインナップ。
フードにはヴィーガン仕様にもできる本格的なチリ(全日本アメリカ南部料理振興協会)。
DJのSPY中田さんは出演者の趣向に合わせてご機嫌な音源を流してくれる。
これぞ “FEST” の名に恥じないイベントだった。
出演条件は勿論「オレが好きな人たち。」
それ以上はない。

終演後は残った人々で飲む。
終わってからでもわざわざ来てくれたさとつ。
囲んで ENTER SANDMAN を大合唱!
ああ楽しい。
MOUNTAIN が流れたとき、こんなにカッコよかったかと身体の細胞が喜んでいた。

23時頃に解散して、帰宅。
早速MOUNTAIN のレコードを引っ張りだして聴き直す。

そして、やはり頭から離れなかったAC/DC。
ドニントンでの伝説が、音楽の祭典 “CHARMER’S FEST” を無事締めくくったのでした。

それでは、続きはwebで。チーン。


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