METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

#stdrums Travel

20180523, 20180524 Tokyo to London.

投稿日:

さて朝9時に帰ってきた。
悪天候となった午前中。歯医者へ行ってサバを買い帰宅。
下処理を済ませて身支度スタート。
溜まりに溜まったブログをこなしつつ部屋の片付け。
旅立つ前には大掃除をすると決めている。
その効果は帰ってきた「そのとき」強烈に発揮されるからだ。
しかし帰りのバスでほぼ寝られなかったのもあり、身体が思うように動かない。
うだうだと時間は流れる。

今回は彼らへのお土産と、1つの任務があるため
(伏せてほしいと言われているため、言語は違えどまだナイショとさせて頂こう)
アンプは向こうで借りれることとなった。
そのぶん荷物も入るかと思いきや、なかなかギリギリな重さだ。
荷造り・部屋の掃除とをなんとか終えて、結局ブログは後回し。
これから毎日旅のブログをつけなければならないのに…
同時になにをそこまでして縛られているのだろうとも思う。

ヒルイチで仕込んだしめ鯖を決起としてやっつけ、
現実逃避も必要となり、24時ごろHERE武田氏とメシへ。
出発を前にあれやこれやと話す。
暫く会えないと思うと、とても寂しそうな顔をしていた。
ええ、それはもう。それはもう。
さて準備の続きだ。(ご馳走さまでした!)

4つの荷物受け取りがあり
向こう用のフライヤー作製。
iTunesの整理。
靴磨き。
旅程表の印刷。
CDなど物販の確認。
やや取りこぼしもありながら、5時過ぎに外出。
また会おう。強烈な忘れ物がないことを祈る…。

荷物を転がして駅を目指す。幸いにも雨は止んでくれた。
これまで東京駅からのバスを使っていたが今日は電車で。
乗り換えもスムーズで7時過ぎに到着。タイミングが合うととても早い。

オンラインチェックインを済ませているため、荷物預けへ。
重量は約1kgオーバー。やはり重かったか!
なんとか誤魔化してギリギリのラインを通してもらう。恐るべしヘヴィ・スーベニーア。
暫く口にしないであろうおかかおにぎりをやっつけ、手荷物検査。
出国審査がやけに混んでいたが問題なく搭乗口へ。

9時過ぎに離陸。
機内はガラガラ。前も後ろも居ない状況でゆったりと時間を過ごす。

ここでしっかりと寝てやろうと目論んでいたが、
とはいえ決して広いとはいえないシート。
ぐっすりと眠れるわけもなく、とはいえ疲れている身体はアルコールを求めていない。
うむ。これからは体調はしっかり整えて飛行機に乗るべきだ。
しかし窓からの景色は最高で、日本地図を眺めているかのような風景。
上からハッキリと見える富士山は圧巻。
Cathay Pacificは食事が美味しいというのもいいアドヴァンテージの1つ。

4時間程で香港へ到着。
頭上のロッカーから忘れ物のパスポートが2つも出てくるサプライズを経て乗り継ぎ。

荷物検査を済ませて、Wi-fiが生きている場所でブログを進める。
こうして待ち時間に困ることなくロンドン行きの飛行機へ。

こちらはなかなかの搭乗率。
長旅を続けるなかで初めて一番前の席を押さえることができた。
これは快適な旅になる…!と思っていたものの、
実際にそこまで脚を伸ばせる広さでもない。
それどころかテーブルがスライド式かつ足下にモノが置きにくいので
色々作業をやるには不向き。意外な結果となった。

なんやかんやで体調もよくなってきたので
DEEPCOUNTの曲覚えをしながらゆっくりと飲酒タイム。
映画はオリエント急行殺人事件を鑑賞。
多彩なイングリッシュジョークがうまく和訳されていたのはよかったが、
最後のオチはあれでいいのか…?

ブログ・作曲…持てる暇つぶしの全力を尽くして、
まだ到着しないかと諦めていたとき、既に着陸態勢。
現地時刻20:30頃にロンドン・ヒースロー空港へ到着。
天候はずっしりとした曇り。
入国審査までの道のりは、初めて来たときの瞬間を思い出させる。
日本からすれば遠く離れた異国であるが、同じ人間の営みがある。
そして英国という空の下にいるだけで気持ちが高ぶってくる。
その高まりは別の理由・入国審査への緊張でもあるのだが。
今回はUK以外へも行く理由があるので、ある程度すんなりと入国ができた。

さい先よく荷物も無事に受け取り外へ。
重いスーツケースを転がしていると…
「ちょっと来て」
なーんと、初めて関税?に当たってしまった。
イギリスはちゃんとした関税のゲートがあるわけではなかったので、
どこにそういうシステムがあるのだろうと思っていたのだが、
スタッフがランダム(気になった人)を名指しして見る。というシステムだったのだ。
スーツケースの中身は勿論ハイハットスタンドやスネアといった楽器達。
マイ・エマージェンシー・アラートはマキシマムである。
中身はなに?と言われたので、パーティーで使うドラムだよと事前に説明。
そのあと「どうしてこんなに壊れているの?これはなに?」
と、割れまくっているスーツケースの外観を気にしている。
どうやらこれが引っかかったポイントらしい。
“Because fuckin HEAVY”と伝えて、簡単なチェックを終えて終了。
楽器は見られたものの問題なかったということは
入国審査での理由と、持ち物検査への理由は別にあるのだろうか。
何はともあれ一安心。ああよかった…。

こうして無事にLondon, UKへ到着。
嗚呼、いるだけでワクワクする。
SIMカードもUKのものにチェンジしてばっちり稼働。
21時でもまだ明るい。

Piccadilly LineからDistrict Lineへ乗り継いで…
おっと逆方向に乗ってしまった。
この荷物を使って再度地下鉄の階段を上り下りするのは厳しい。
適度な駅で降りてそこからバスへ。
このバス停への距離もなかなかあり、結局一苦労する道中であったが、
22時過ぎになんとかClapham JunctionはHazel Courtへ到着。
Nathan, Marc, Tereと面々がお出迎えしてくれた。

早速GUINNESS.
この限定缶は4ヶ月程前に買って用意してくれていたらしい。
堪らんぜ…。
スーパーマーケットが閉店ギリギリの時間だったので、ひとっ走りしてチキンを購入。
オーブンで焼きながら近況を話す。
24時過ぎにJaviも帰ってきて改めて乾杯。
今日のバスキングの成果を聴きつつ、体力も限界が近づいて来て2〜3時にベッドへ。
ひとまずは無事に入国。明日からガンガン叩いていけたらいいな。
(そして何故再会の写真を撮り忘れるのだろうか…)

8月3日(金) 渋谷RUBY ROOM
〜RICH FOREVER SEMINAR Vol.2〜

#STDRUMS
TERROR SQUAD
ベーソンズ
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それでは、続きはwebで。チーン。

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