METAL TRASHING FIT II

by Yuji "Rerure" Kawaguchi #STDRUMS

Travel

20190612 Tokyo to London.

投稿日:2019年6月13日 更新日:

僕の4月、5月。そして6月はどこへ行った…?
6月10日 #STDRUMS ワンマンへ向けて駆け抜けた数ヶ月。
自分の作業以外にもレコーディングやライヴなどもあった。
それら記録の針は一度止めておき、6月12日から日記を再開することとしよう。
———

昨夜は25時頃には眠り、朝6時から梱包作業の続き。
今振り返れば全く寝ずに作業をし続けるべきだったのか、
宛先などのミスは許されないため必要な睡眠だったのだろうか。
黙々と作業を進行していると、9時頃にコウちゃん現る。
昨夜も終電間際頃まで手伝ってくれた挙句、今日も朝からお手伝いをしてくれた。
(写真は昨夜のコウちゃん)

こうして国内外全ての梱包を終えたのが12時頃。
部屋の片付けは全くできておらず、更に新しいスーツケースの改造作業が残っている。
使い続けてきたスーツケース2代目とは別に新しいのを買っておいた。
僕は引き続き2代目で構わないのだけど、税関がそうも言ってくれない。
前回補修跡などのボロボロな外観が理由で引き止められたため、
余計なリスクは減らしておきたいわけだ。
今後は海外と国内で2台持つようにしようと思っている。

部品は買っておいたものの全く手もつけられておらず、
今から旅に向けての改造はやや堪える。
過程の写真を撮る暇もなく、ベニヤを取り付け。
演奏中に動かないようにするためのマジックテープを忘れてしまった。
向こうでなんとかなるか…?

持っていく荷物のダブルチェックなどできるわけもなく、
絶対に忘れてはならないものだけ確認して、バタバタの出発。
既に予定の30分はオーバーしている。
それでも、応援がなければ梱包・発送作業は絶対に完了できなかった。
幾らなんでも無茶なスケジュールだったことが結果判明したわけだ。
【入場無料レコードお渡しライヴ】で、
ご来場にも関わらずレコードをお持ち帰りにならなかった方もいたり
雨という弊害があったのも承知の上、なかなか意図通りにならないものである。
入場無料でやれたのは、送料の予算と手間を回したからなのです。
(余裕がなさすぎて写真を撮れていないのでRhapsodyのTシャツでもどうぞ)

家を出て10分。既に3つほどの忘れ物が発覚。
何故忘れ物とはその前に気付かないのか。
脳のメカニズムが、あるものしか確認できないようになっているのか。

急ぎ足で最寄りの改札へ向かうと…そうですか、Suicaまで忘れている始末。
クレジット決済を一発したときにマネークリップから外していた模様。
起きて食事すらできていない。エネルギー不足を感じられる。
全ては準備の余裕の無さから生まれたもの。なんとも歯がゆい。
睡眠不足での鼻炎も出始めている。満身創痍。
(勿論写真は撮れていないのでボルゾイでもどうぞ)

井の頭線に乗って渋谷まで向かう途中、何やら異音と共に電車が急停車。
踏切の確認とやらで5分ほどの遅延。
乗るべき山手線には勿論間に合わず、
時間を逆算すると品川駅からの乗り換えは2分ほどしかない。
…Suicaのオートタッチがあれば乗り換えられる可能性もある…。
世の中の因果は実に上手くできている。

品川駅に到着。ダッシュで窓口に向かい、なんとか乗りたい羽田空港行きに乗れた。
もし窓口が混んでいたらアウトだったであろう。
巻き返して15時過ぎに羽田空港国際ターミナルへ到着。

今回は初めてベトナム航空を使う。
チェックインカウンターは既に空いていて、30分前にチェックインできた。
荷物検査もパス。…安堵。文字通り肩の荷が降りた。
ようやく写真を撮る余裕も出てきた(破損したときの証拠用)。

とはいえ発送連絡などがまだ残っているため文章の製作。
なるほど、旅の前に仕事を残してきたのはこれが初めてだ。
これから数週間、住まう土地が変わるというのに気持ちが切り替えられていないのは若干勿体無い。
いつも暇を持て余す搭乗までの時間もキリキリと製作に追われる。
空腹も限界で、イギリスの仲間に買って来たお菓子を少し食べる笑。

機内は綺麗で、気になる匂いなどもない。
ベトナムへ行く人はお喋り好きが多いのか?ややざわついている印象を受ける。
隣の2人の女性は3年間栃木の縫製関係の工場で働いていたとのこと。
日本語をもっと勉強したくて、仕事も楽しいらしい。輝きまくってんな…。
コミュニケーションが好きな人が隣なのはとても助かる。

我が新アルバムを彷彿とさせるエンターテイメント機。

始まりました。日本ビールなのはちょっとしたサプライズ。

まさかのBook Of Soulsも収録されていた。
ミスマッチな並びだな…。

これを機会に遂にボヘミアンラプソディーも鑑賞。
事前に多くの人から内容を伺っていたけど、確かにうまい具合に時系列がコントロールされていて
結果的に1本に纏まっているような感じ。
映画としては素晴らしい。けど好きでいればいるほど文句をつけたくなるのもわかる笑。
しかしLIVE AIDが始まればそりゃ問答無用に感涙なわけ。
『ロックンロールライフ』を象徴するためかフレディが絶えずグラスを持ち歩いている様子は
漫画”無頼男”の『ヤバイ』で当時のジャンプ読者に全てを想像させた事象を思わせた。
それにしてもフレディ以外の3人が似ている…特にジョンディーコンがすげぇ。

朝からじゃがりこしか食べていなかったので食事は瞬殺。
海鮮丼と書いてあって一瞬期待したもの。なるほど、海鮮丼ではある。
パンもいくつかもらって、それでも足らない。ストレスのやけ食いみたいな状態。

5時間ほどのフライトでベトナムはハノイへ到着。
HANOI ROCKSで名前を知ったあと、ベトナムの都市だったとわかるのは
ロック好きのお約束である。
ここから約5時間待ち。
ALL PASSENGERと書いているゲートに並ぶものの、乗り継ぎは裏口のような所から入る。
恐らく一旦空港外に出る人が多いんだろうな。

乗り継ぎ待ちのラウンジは清潔感はあるものの薄暗い。
いくつか飲食店が並ぶ…。なんて書いてあるんだろうか。
PHO…?あ、フォーか。聞いたことがある。

ということで食べてみる。鶏肉フォー。ビール付きで$7。
空港価格としても良心的に思えるのだが、つまり本場はもっと安いのだろう。
爽やかな風味と辛味がとても美味しい。
なるほど、一旦空港外へ出るのもわかる気がする。
帰りも乗り継ぎに結構な時間があるため、トライしてみる価値もあるな…?

注文の際に「鶏肉と牛肉どちらがオススメか」みたいなことを訪ねてみたところ
店員さんに全く伝わらなかった。
英語ができない店員さんなのかと思いきや、次に来た英語圏のお客さんとは会話をしていた。
ここが英語の難しいところ。
ありとあらゆる訛りやクセがあるのに、喋れる人は伝えられる・聞き取れて返せる。
英語を用いてのコミュニケーションも慣れてはきたけど
まだまだ僕のレベルでは聞き取り易い/聞き取ってくれる相手に限るのである。

食事を終えて、各所連絡の続きをしながら作業。
Wifiの入りが悪いため難航していればすっかり5時間も経過。
やることを残してくるのも悪くはないか…?

こうしてハノイからロンドンへ出発。
機内はガラガラで、これは快適な旅となりそうだ。

食事は鶏肉と麺。ベトナム航空の食事は美味しい。
こちらでのビールはベトナム産。

やはり腹が減っていたのでラウンド2。

一旦寝落ちて、深夜帯に何か食べ物を伺うとカップヌードルが出てきた。
これは嬉しいサービス。色々提供が早いのも嬉しい。

朝食はこんな感じ。パンを多くもらう。
耳元のBGMはエンドレスでYES。

こうして食っちゃ寝を繰り返し、着陸態勢に入る。
分厚い雲を抜けて空からイギリスの地が見えるこの瞬間が一番好きだ。

現地時刻の7時頃ロンドンはヒースロー空港へ到着。
疲れたまま飛行機に乗ったメリットは飛行機で寝られることであった。
緊張の入国審査が待っている。
1日が長すぎるため、一旦ここまで。

それでは、続きはwebで。チーン。

2019年9月27日(金) / 渋谷RUBY ROOM
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